【悲報?】栃木で最強の投資家が見つかる

昨日、共同通信から驚きのニュースが飛び込んできました。

関東信越国税局は27日、長期にわたって保有していた米アップル株を売った利益約6億900万円を隠し、約9100万円を脱税したとして、所得税法違反の疑いで栃木県小山市の無職松山孫濤氏(58)を宇都宮地検に告発した。

 国税局によると、2021年に株の取引で得た所得を確定申告せず、21年分の所得約6億900万円を隠した疑い。

 関係者によると、売却したアップル株は20年以上前に購入したものとみられる。隠した所得は、新たな株を買う資金に充てていたという。

前提として、

脱税はダメ、ゼッタイ。

…なのだが、記事の内容が強すぎて脱税の話がかすむほどです。

アップル株を20年以上前に購入し、保有し続けているというのは先見の明を通り越して
少し恐怖を感じるほどだ。

参考までに、2000年の6月末時点でのアップル株の評価額を載せておこう。

株式分割を繰り返したこともあり、現在の価値でいうと、当時の株価は0.93ドルと1ドルにも満たない。
単純計算で株価は200倍以上に上昇している。

さらに言えば、現在のアップルの配当は、年間1株あたり0.96ドルとなっているため、
投資した金額から見れば、今年の配当金だけで投資額が返ってくるほどのインパクトがある。

この人は2021年に売却しているから、そこまでではないかもしれないが
それでも約6億900万円の売却益を得たということだから、アップル株でめちゃくちゃに儲かったことは事実です。

そもそも20年以上前となると、アップルはそこまで将来性があるかどうか怪しい企業でした。

具体的にいつ頃投資したのかは不明だが、1997年にスティーブ・ジョブズ氏がアップルに戻ってくるまでは
倒産寸前のヤバい会社でしたし、1998年に『iMac』を販売した時点では、やっとPCが一般家庭に浸透してきたかという段階です。

2001年に『iTunes』と初代『iPad』を発売した段階で先見性を感じて投資したのでしょうか。
だとしてもかなりの強者ですよね。

例えその時点でアップル株を買うことができても、20年間も保有し続けることがいかに難しいかは
SNSなどを見ていてもよくわかります。

私も「iPodを買ったお金でアップル株を買っておけば良かった…」
と考えたことは何度もありますが、株を保有し続けるだけのメンタルが当時の私にあったかというと多分無理でしょう。

惜しむのは、彼が脱税してしまったということですね。

そもそも今のように株を売った時点で源泉徴収してくれる『特定口座』が誕生したのは
ちょうど20年前の2003年だそうです。

なので、彼がアップル株を購入した証券口座はおそらく『一般口座』だったのでしょう。

だからといって「ついうっかり」なんていう金額ではないので、しっかりと税金を納めて
きちんと株式投資をして欲しかったものですね。

アップル株を20年以上保有しているというのは、ウォーレン・バフェット氏も驚愕するだろうと思います。

バフェット氏がアップル株を買い始めたのは2016年からですが、現在ではバークシャーの上場株ポートフォリオの約4割を占めるまでになりました。

バフェット氏も認める優良企業を20年前から先見の明を持って投資していたというのは、
かなりのブランディングになるはずですよね。

バフェット氏の敬称「オマハの賢人」になぞらえて、「小山(おやま)の賢人」なんて呼ばれてもおかしくありません。

田舎でのんびり暮らしながら投資で稼ぐあたりも、バフェット氏のライフスタイルにそっくりですよね。

本当に脱税さえしなければ、日本では最強クラスの個人投資家だったと思います。

脱税したことはしっかりと処罰されるべきですが、彼の投資手法は本当に学ぶことがあるのではないでしょうか。

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