清掃会社社長のとあるツイートがバズっています。
私、会社社長ですけど、やってることは、賃貸の共用部の清掃員なんですよ。
ぶっちゃけ、底辺みたいな職業じゃないですか。
清掃中、元気よく挨拶するんです。
比較的高級な賃貸の入居者は、あちらから挨拶してくれます。
安い築古ワンルームの入居者は挨拶しても無視されます。
そういうことよ。
これ、すごく共感できるツイートだなと思い、今回取り上げさせていただきました。
私も学生の頃は節約のために、大学のキャンパスから近い神奈川のワンルームで一人暮らしをしていた頃がありました。
その当時は、同じマンションの住人に挨拶しても無視されますし、
管理人の方や清掃員の方、配達員の方が来ても基本的に”居ないもの” かのように
スルーしていく住人が多かったです。
まだ10代で関西から上京してきたばかりの私にとっては、
「やっぱり神奈川とか東京って人が冷たいんだな…」
という印象を持っていました。
ですが今、結婚して都内のファミリー層向けのそれなりに高級なマンションに引っ越したところ、
ほとんどの住人の方は挨拶をしてくれます。
ファミリー層向けということで、ご家族がいらっしゃるから挨拶をしているのかもしれませんが、
エレベーターで出会った小学生の子たちも自分から挨拶をするのを見て感動しました。
もちろん私はずっと挨拶をしてきましたが、このツイートに対して
余裕があるから挨拶ができるのか、
それとも挨拶ができるような人だから人生に余裕が生まれるのか
という話題が上がっていました。
私自身の体験だけだとサンプル数は少ないですが、
いろんなマンションに入って清掃をされている方の意見も同じことから、
やっぱり人間は、ある程度の余裕がなければ
挨拶すらできない動物なんだなということを感じます。
最近は物騒ですから、安いアパートで暮らしている
近所の住人に挨拶するのは怖いという意見も確かにあるでしょうが、
やはり家賃を切り詰めすぎると周りの環境が悪くなり、
自分自身を貶めることにつながりかねないと思います。
もちろん例外もあることは承知しておりますが、
『お金の余裕』の有無が
社会性にまで出てくるのだなということが分かるツイートでした。
皆様は最近、ちゃんと挨拶してますか?
そういう普段の習慣から、お金持ちと貧乏人の違いが生まれてくるのかもしれませんよ。