こんにちは。管理人のYukiです。
最近は日本株が好調で、大きな話題を呼んでいます。
昨日、東証の日経平均株価は約33年ぶりに3万2000円台で取引を終えました。
世界的には金融引き締めによる景気減速懸念が台頭する中、
海外投資家の視線とマネーは日本市場に注がれている状況です。
株価が好調な時ほど忘れがちですが、昔から
『勝って兜の緒を締めよ』
という言葉があるように、
調子が良い時こそ、基本に立ち返って決算書の読み方を再度学び直すのも良いかと思います。
なぜ今なのかって?
だって、
株価が暴落してる時は誰も株や決算の勉強なんてしたくないでしょ?
人間というのはそういうもんです。
ただ、勝ってる時にしっかりと勉強する人も少数派です。
人間は怠惰な生き物ですから、
勝ってる時は勉強なんてしなくてもいいと思うし、
負けてる時は株のことなんて考えたくもないと思うんです。
でもいつも言ってるように、
資本主義社会は「知識ゲー」です。
だからこそ、しっかりと決算書について勉強した人の方が
株式投資におけるリスクヘッジがしっかりとできているものなんです。
誰もやらないことをしっかりとやる人こそ
投資家に向いている人なんですからね。
誰でもできるのに、誰もやらないからこそ
そこにチャンスが生まれるんです。
株でしっかり儲けたいのであれば、
ちゃんとした勉強を始めましょ。
とは言っても、決算書の読み方なんてどうやって学べば良いのかわからない…
という声もありますよね。
そこで大手企業の経理部門で働く私が、
新入社員におすすめしているのが
という本です。
全ページカラーでイラストも多く、
初学者でも解るようキホンのキホンから丁寧にわかりやすく決算書の読み方を教えてくれているので、
社会人1年目どころか、小中学生でもわかるくらい簡単に要約してくれています。
決算書の読み方の基本的な書籍はいろいろありますが、
個人的にはこれが一番読み物としてスルスルと頭に入ってくるかなと感じました。
今の時代、ビジネスマンで決算書も読み解けないようでは
部門に関わらず、まともなお仕事ができるとは言えません。
数字は嘘をつかないが嘘つきは数字を使う
という格言があるように、数字を使えばウソに信憑性をもたらすことができます。
株式投資をするのであれば
「決算書にウソが混じっていないか」
を見極める力が必要になります。
上場企業だからといって、安心してはいけません。
大企業の粉飾決算なんて、飽きるくらいニュースで見たことがありますよね。
だからこそ「決算書を見る」という能力は
全ての株式投資家およびビジネスマンに必要な能力なのです。
その取っ掛かりの一つとして
は最適なのではないでしょうか。