株式会社MIXIが提供するモバイルウォレットアプリ「MIXI M」は、2023年5月16日(火)より、「MIXI M」アプリ上から申込・発行でき、国内外のVisa加盟店で利用できるプリぺイドカード「MIXI Mリアルカード」の提供を開始します。
MIXIが展開するプリペイドカード『MIXI M』については、
エポスゴールドカードと組み合わせることで、最強のポイ活カードとして活用できることで話題になっています。
通常利用でも還元率2.5%を簡単に叩き出せる『エポスゴールドカード+MIXI M』ですが、
デメリットとして、過去に発行していたリアルカードの発行を停止していたという点が挙げられていました。
ですが昨日5/16より、再びリアルカードの発行が再開したことで、Twitter上でも話題を呼んでいました。
これでリアル店舗でもVISA決済ができるようになり、ますますMIXI Mが便利になる…
と思ったんですが、なかなか難しい問題が発生しております。
それが、
発行手数料:1,000円
という壁なんですよね。
有効期限は3年間で、再発行のたびに発行手数料が1,000円かかるようです。
つまり、年会費でいうと333円がリアルカードにはかかってしまうということですね。
それほど高くない金額と思うかもしれませんが、
現状でもリアル店舗ではSuicaやQUICPayの利用で支払いをすることができているので、
わざわざリアルカードを発行するケースで考えられるのは、
- リアル店舗でSuicaやQUICPayが使えないところでの支払い
- Suicaは対応しているが2万円を超える決済の場合(Suicaのチャージ上限が2万円のため)
くらいに限られるでしょう。
それでいて、エポスゴールドカードもVISAブランドで、
通常通り利用すれば年間100万円で1.5%の還元率を叩き出すカードです。
つまり、エポスゴールドカードとの比較で1%の還元率のメリットがあるだけなので、
1,000円の発行手数料の損益分岐点は、3年間で10万円ということになります。
3年間でMIXI Mのリアルカードを10万円以上利用するのであれば、メリットがあるのですが、
前述の通りSuicaやQUICPayでも2.5%の還元率を達成することができる現状、
リアルカードを発行するメリットがそれほど大きいとは言えない気がしています。
とはいえ、リアルカードが発行可能になったことはとても大きなニュースです。
エポスゴールドカードとMIXI Mの組み合わせが最強なのは変わらないですし、
さらにパワーアップもしたので、ぜひ、活用してみてください。