どうもこんにちは。Yukiです。
最近インフレ続きで
「全然貯金する余裕なんてないよ・・・」
って思いませんか?
先月半ばに発表されたデータによると、
2023年の値上げが4月の段階で2万品目を超えたということです。
世界的に見ても食材のインフレは激しく、イギリスでも歴史的なインフレが起きているとのこと。
食事は毎日必要なことだから、節約したいという気持ちはよく分かります。
だからたまに
「食費を単身で1万円以内!」とか、
「夫婦で2万円以内!」といった文句に興味を示して動画とかを見ちゃうんですよね。
でも騙されないでください!
皆さんも動画を見てみたものの、例えばこんなことに違和感を感じたことはないですか?
- ご飯とか毎日食べなくても大丈夫 or 1日1食で過ごす
- 実家からの支援(米や野菜など)がある
- ヤバいくらいの激安スーパーが近所にある
- 外食費を食費に換算していない
こういった情報に違和感を感じたり、
「うーん…なんか違うなぁ…」
と感じた人にこそ、ぜひ今回の記事は見て頂きたいです。
今から教える方法は、
「3食きちんとバランスよく食べつつ、全て自力で節約する方法」
です。
目安としては
- 単身で2万円
- 夫婦で3万円
- 4人家族で4万円
程度を目指します。
総務省統計局の家計調査によると、
単身世帯の1ヵ月の食費は平均40,331円
二人暮らしの1ヶ月の食費は平均67,573円
とのことですので、平均より2〜3万円の節約を実現できる内容になっています。
正直、基本の『キ』のようなものもありますが、
最後まで見てくだされば確実に役に立つ節約術なので、ぜひご覧ください。
前提
まずは皆様に質問です。
『エンゲル係数』ってご存知ですか?
なんとなく名前は聞いたことがあるかと思います。
ザックリいうとエンゲル係数とは「家計の全ての消費支出に占める食費の割合」のことをいいます。
そして日本の総世帯のエンゲル係数の平均はおよそ26.6%と言われています。
これを聞いて、皆様はどう思われたでしょうか。平均よりは優秀だ!という人が多いのではないでしょうか。
もちろん、平均未満だという方も素晴らしいですが、エンゲル係数以外にも大事な指標として
「家計の黄金比」というものが存在します。
これは、「収入に対する支出項目の割合」のことで、
黄金比は「食費が15%」と言われています。
つまり、月収が20万円なら毎月の食費が3万円、30万円なら4.5万円といった具合です。
いかがでしょうか。ちなみにこの月収には副業などの副収入は含めないほうが無難でしょう。
副収入はすべて、貯金や投資に回す余剰資金にするのが好ましいですからね。
外食費なんかも含めれば「家計の黄金比」は超えてしまっているという方もいらっしゃるかもしれませんね。
「家計の黄金比」を目指したい!という人はぜひ、続きを読んでください。
意識すること
例えば一人暮らしで食費2万円だと、ざっくり計算して1日645円、1食あたり215円となります。
極端な話、毎食カップラーメンだけを食べ続ければ2万円に抑えることができるが、栄養が偏りやすいです。
自炊する人でも、買い物に行くときに金額内で抑えれば大丈夫と考えがちです。
しかしその考えでは主食の米や調味料類などが計算から漏れている可能性があるのです。
なのでまず、食費節約のために意識づけして欲しいことは以下の2つ
- 1ヶ月を5週間で計算し(単身なら4,000円/週)
そのうちの1週間分を米や調味料に充てる。 - 1週間分の夕食の献立を考え(肉、魚、などメインをざっくりと考えるだけでも良い)
それに合わせてまとめ買いをする。
これは基本ですが、食費を節約するのに最も効果的なのは、買い物に行く回数を減らすことです。
まとめ買いするので、いざお買い物に出かける際は大容量のエコバッグを持ち歩くようにしましょう。
私も実際に使っているコチラのエコバッグは、普段はもの凄くコンパクトに折りたたむことができますが、52×66 cmの大容量で重さも20キロまで耐えられる優れもの。
ポリエステル素材なので汚れても洗いやすく汚れが落ちやすいので、非常に便利です。
たくさん入るとは言え、ムダなお買い物はしないように気をつけましょうね 笑
食材の選び方
では、ここからは食材の選び方について解説していきたいと思います。
主食
主食として選びたいのは『パスタ』と『お米』は他の主食と比べて圧倒的にコスパが良いです。
【パスタ】
特にパスタは、コスパが良く保存性もあり汎用性も高いのでオススメです。
ただし、市販のレトルトソースは買わずに手作りすること。
ソースといっても難しいものではなく、調味料として買ったオリーブオイルや塩、しょうゆと、ニンニク・唐辛子などで簡単にあえるだけでお手軽にペペロンチーノができたりします。
長い目で見ても使い切りのレトルトソースを買うのではなく、調味料を優先して買いましょう!
【お米】
日本人ならやっぱりお米が食べたくなるというもの。種類も色々ありますが、ブランドや銘柄を気にせず一番安いもので大丈夫です。
安い白米だけだと栄養価が心配なので、ご飯を炊くときは十五穀米を混ぜて炊くことをオススメします。
『安い白米+十五穀米』で炊いたお米は味も美味しくなりますし、白米よりも圧倒的に栄養価が上がります。
しかもブランド銘柄の白米を買うよりもコスパに優れているのですから、食費と健康のことを考えるなら採用しない手はありません。
また私は『ふるさと納税』をするときは返礼品としてお米を優先的にもらうようにしています。
返礼品としてもらえるお米はそこら辺のスーパーで売っているブランド米よりもさらに美味しいものが揃っていますし、ふるさと納税ですから実質2,000円でお米がもらえちゃうわけです。
しかもお米って買って持って帰るのが少し重いので、宅配までしていただけるというありがたさ。
良いお米が欲しいときは、ふるさと納税をチェックしてみるのもオススメですね!
また、お米は1度に炊けるだけ炊いておき1食分ずつ冷凍保存しておくことが節約のコツです。
コチラの容器は私が実際に使っているものですが、本当に一度冷凍したご飯もレンジで温めれば炊き立ての美味しさに戻ります。
安いお米だと、どうしても一度冷凍したら温めてもパサパサした食感になりがちですが、これはとても美味しく仕上がるのでお気に入りです。
また、中のザルを外せば普通のタッパーとしても使いやすいサイズなので便利です。
コチラの商品、タッパーとしては100均などと比べれば高いかもしれませんが、美味しさを求めた結果、コチラの商品にたどり着きました。
今回の食費節約術を実行すれば、1ヶ月目で2万円以上の費用削減効果があるので、初期投資としては決して高くないと思います。
また、容器は統一しておくとスッキリと片付けることができるので、同じ形・同じサイズのものを揃えておくと掃除もしやすくてオススメです!
野菜
野菜はどうしても割高ですが、健康と栄養バランスを考えれば食べないわけにいきません。
なので、基本的に安売りしているものを買いましょう。
えのきやしめじ、まいたけといったキノコ類は安くて栄養価が高いのでおすすめ。
特に大切なのは、まとめて購入すること。
やはり1つずつ買ってしまうと割高になりがちです。
とはいえ、腐らせてしまうと元も子もありません。
なので、まとめ買いで残った野菜は、最終的にコンソメや味覇で煮込んでスープにしたり、お味噌汁やカレーにして最後まで美味しくいただきましょう。
特に味覇は、入れるだけでなんでも中華料理にしてしまう優れもの。
極論、ご飯に味覇を乗せてお湯をかけるだけで中華風のお粥になります。
超オススメの調味料の一つです。
ちなみに節約でよく活用されている『もやし』については、安いものの保存期間が短く、すぐに腐ってしまうので、
買った翌日までに使う予定がなければ買わなくていいと思います。
もやしを茹でて、そこに味覇を入れるだけで立派な中華スープになるので、腐るまでに食べてしまうのは簡単ですけどね。
肉
おかずのメインとなる肉は、やはり鶏胸肉がコスパ・栄養価ともに最強。大量に買って一度の料理に使う分だけ分けて保存するようにしましょう。
豚肉は安売りしているタイミングで買っておけばOK。牛肉は基本的に節約を考えると買うのは難しいです。
なので私は牛肉もお米同様ふるさと納税の返礼品でいただくようにしています。
牛肉を買うときはミンチ肉が多いですね。調味料を入れてこねればすぐにハンバーグやロールキャベツが作れちゃいます。
とはいえ徹底するとストレスになるので、月に1度くらいは予算との兼ね合いで買うのもありだと思います。
要は、コツコツと続けられれば良いのです。
魚
魚は基本的に割高です。とはいえ栄養価は高いので無視できません。
比較的安い塩シャケやサバ缶、ツナ缶を買ったり、安い旬の魚を買うことをオススメします。
あと、たまに売っている『もうかさめ』というサメの仲間は人気がないからか割安ですが
淡白な白身魚で調理しやすく美味しいので一度お試しください。
お刺身が食べたい時はスーパーに飾られているものではなく、なるべくブロックのものを買いましょう。
ただ、高いので基本的にはあまり買えないです。これも予算との兼ね合いになるでしょう。
卵・豆製品
最近高騰している卵ですが、それでも栄養価を考えるとコスパは最強。
アレルギーでもない限りは、優先して積極的に取り入れたい食材です。
また豆腐や納豆など、豆製品は安くて栄養価が高いコスパの良い食材が多いので、コチラも優先度は高め。
1日1度は豆製品を食べて健康維持を心がけましょう。私は毎日納豆を食べるようにしています。
飲料水
人間が生きていくのに無くてはならないのが水。皆さんは普段どんなものを飲んでいるでしょうか。
もちろん節約のために水道水を飲めとか、公園に行けというつもりはありません。
ですが、基本的には水かお茶を飲むのが健康的にも経済的にも良いです。
水に関しては、お近くのスーパーにボトルを持っていけば、無料で水を入れることができる機械が置いているところはありませんか?
イオンとか、イトーヨーカ堂とか大手スーパーとその傘下のスーパーなら大体、無料で水をもらえる給水機があるはずです。
私の場合は、ボトルと給水に必要なカードをはじめに購入する必要がありましたが、それを使って飲み水を無料で確保しています。
水道水よりも味にクセがないので飲みやすく、ご飯を炊いたり、赤ちゃんのミルク作りにも使えるほどの飲料水です。
自分で取りに行く必要があり、持ち運ぶのに重いのはデメリットですが、例えばウォーターサーバーを契約して毎月お金をかけているくらいなら、給水機で良いんじゃないかなと私は思います。
お茶も自分で作るのが一番コスパが良いですね。
麦茶とかだと、水出しできるものがオススメです。
お湯を沸かして冷ますという一手間が省けますし、お湯を沸かすガス代もカットできますからね。
ちなみに、冷蔵庫のサイズと要相談ではありますが、我が家ではコチラのボトルに作った麦茶を入れて冷やしております。
細くてスペースを取らないので、とても気に入って使ってます!
買い物の心得
基本は「買い物に行く回数を減らすこと」
買い物の回数が多いほど、ムダな出費が増えるので、回数を減らすことが重要!
食費の節約がうまくいく秘訣は以下の3つに集約されます。
- 買い物の回数を減らす
- 必要なものだけを買う
- なるべく一人でいく
食費の節約に失敗する原因は「期限内に食材を使いきれないこと」がほとんどです。
「買ったのに無駄になる」
というのが一番やってはいけないこと
また複数人で買い物に行くと、ついつい余計なものを買ってしまったり、献立が急に変更になる可能性が高くなる。
なので買い物に行く前に献立を決め、一人でスーパーに行って必要なものだけを買うようにしよう。
買い物は週1回。冷蔵庫の中身は冷凍したものも含め、週間で一旦リセットするのがベスト。
大量に買って冷凍しておくのは大事だが、冷凍しても永遠に保つわけではないのでロスを避けるため、2週間という期間で一旦見直すのが良いでしょう。
買い物に行く回数を減らす方法
しつこいようですが、買い物に行く回数を減らすには以下の3つの方法が効果的です。
- 献立をザックリ決める
- 冷蔵庫の中身をあらかじめチェックする
- 必要なものをメモする
ぶっちゃけ、これだけで節約できます。
ね?誰でもできるでしょ?
ちなみに買い物のメモは忘れないようにiPhoneのメモ機能を使っています。
リストも簡単に作れるからカゴに入れたらチェックをつけて買い忘れの確認もできて非常に便利なのでお試しください!
お支払いは電子マネーで!
買い物に行ったら当然お支払いする必要があります。
私は最近、エポスゴールドカードを活用してほとんど全ての支払いをSuicaで済ませています。
Suicaを使うならiPhoneを忘れると支払えないので、
前述の通りiPhoneに買い物メモを書いたのに肝心のiPhoneを忘れちゃった!というミスを防ぐ効果もあります。
スマホがなければ買い物ができないという状態にすれば忘れることはありません。
エポスカードに連携したSuicaで支払いをすることでエポスポイントが高還元で貯まり、さらにオトクになってしまいます。
え?クレジットカードは使い過ぎが怖いって?
ここまでブログを見てくださった意識の高いあなたなら、使いすぎる心配はないでしょう。
クレジットカード+電子マネーは、ポイントが還元されるので
現金と比べて間接的な節約効果があるといえます。
決済はなるべく、オトクな手段を活用しましょう!
エポスゴールドカード、最強!!!
予算を達成するには
前述で、『予算は全額を5週間で分けて1週間分は主食+調味料に振り分ける』と言いました。
例えば単身なら、週に4,000円を食費に回し、月2万円を達成するというものです。
では、この予算を無理なく達成するためのコツをお伝えしたいと思います。
食費の中に『固定費』を作る
予算は限られているので、まずは必ず要る食品を『固定費』として先に組み込んでおくことが大切です。
『自分が好きな食べ物』が前提ですが、
なるべく使い勝手の良いものやコスパが良く毎日食べる食品を固定費にしましょう。
例)
- 肉類5日分、魚1日分
- 野菜・キノコ類○種類
- 卵2パック
- 納豆3つ入り×2パック
といった具合です。これらは毎週買い物に行くたびに買い足しをするイメージですね。
自分が好きな食べ物や、どんなメニューでも食べるもの(味噌汁、サラダなど)をここに入れておくのが良いでしょう。
この『固定費』の部分で予算全体の大半が埋まるかと思います。
あとは残りの金額と冷蔵庫の残り物などを合わせて献立を考え、必要な食材を考える。
たまにはパンが食べたい場合は、食パンを1斤買っても良いです。どうしても牛肉が食べたければ固定費の肉をランクアップさせて牛肉を選んでも良いでしょう。
ずっと同じ商品を買って同じものばかり食べていると飽きてしまうので変化を出すための食材に変動費を振り分けるようにしましょう。
5週のうちの1週は主食+調味料に回す
主食はパスタやお米をオススメしますが、ここでもできるだけまとめ買いするのが良いでしょう。
お米なら10キロで買っておけば、単身なら毎食お米を食べても1ヶ月はフルで保ちます。
パスタもできるだけ量が多いコスパの良いものを選ぶのが吉。
数ヶ月保つものなので、大量に家に保存しておけば予算がオーバーした時でも使えて便利です。
また、何度も言いますが、お米や牛肉はふるさと納税を活用して返礼品としてもらうのが得策です。
うまくいけば実質年間2,000円の負担でお米は賄えてしまうこともあります。
調味料も自炊を始めた初回はお金がかかるものの自炊を続けていれば、あとは買い足ししていくだけ。
仮に単身で1ヶ月4,000円で主食+調味料を賄うとしても、お米が10キロで3,000円程度、基本的な調味料は月に1,000円あれば十分揃います。
ふるさと納税を活用するならお米を買う予算をパスタや他の調味料に振り分けてもいいし、予算をオーバーしないなら毎週の食費に残った分を振り分けてもいいです。
浮いたお金で、たまにはお菓子を買っても良いでしょうね。
まとめ
今回の例えではわかりやすく単身での解説となりましたが、単身でも月2万円あれば、充分食費を賄えることがお分かりいただけたでしょうか。
重要なことをまとめると以下の4つ。
- 予算は1ヶ月分を5等分した金額
- 必要なものだけをメモして買う
- 冷蔵庫は2週間で一旦リセット
- 食費の中に『固定費』を作る
これをルーティン化させることができれば、食費は限りなく抑えることができます。
また一番大切なのは、食品を腐らせてロスしないこと。
限られた予算の中でやっていくには、貴重な食材を捨てる余裕はありません。
今回の記事では、かなり具体的な食費の節約についてのお話ができたと思います。
ちなみに「料理なんてしたことがないから自炊はムリだよ…」という方にオススメしたいのが
コチラの「電気圧力鍋」!
「自炊が大変…」
「煮込む時間がない…」
そんな全ての意見をただの言い訳に変えてくれる超便利な調理家電です。
「圧力調理」「蒸す」「煮る」「炒め」「低温調理」のほかに、「無水料理」「発酵」までできちゃうコチラの電気圧力鍋は、材料を突っ込んでボタンを押すだけで、本格的に美味しい料理ができちゃうので、結婚した今でも私も使っています。
値段は2万円前後しちゃいますが『毎月の食費を2〜3万円浮かせるための節約術』
を実施するには自炊は必要不可欠です。
しかも電気圧力鍋に初期投資として2万円使っても、1ヶ月で元が取れちゃう計算ですよね。
普通に使えば数年間は買い換える必要がない電気圧力鍋さえあれば、面倒くさがりや料理が得意じゃない人でも美味しい料理を低価格で作ることは難しくありません。
一緒に「3食バランスよく食べつつ、自力だけで食費を節約する」生活、はじめてみましょう!