厚生労働省が3日発表した2021年の人口動態統計によると、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.30だった。前年から0.03ポイント下がり、6年連続の低下となった。新型コロナウイルス禍の影響が大きく表れた20年からさらに落ち込み、過去4番目の低さになった。

近年では晩婚化の影響もあり、独身の男女が増え、昭和の時代のように誰もが結婚するという時代ではなくなっています。
結婚適齢期の方達が結婚できない理由として挙げられているのが、『貧困化』であり、男女問わず年収が低い人が結婚に至ることができていないという現実があります。
未婚の人が増えれば増えるほど、日本の将来の支えになる子供の数が減っていくのは当然で、そんな未来のない日本で子供をたくさん産んで育てたいと考える人が少なくなっているのも当たり前ですし、そもそも収入が低い日本人がそれほどたくさんの子供を育てられる環境ではないというのが今の日本の少子化に拍車をかけているのである。
生まれてくる子供の数も、我々の同世代では100万人くらいだったが、今では80万人を切ろうとしているようだ。
21年に生まれた子どもの数(出生数)は前年から3.5%減少し、81万1604人となった。初めて100万人を下回った16年から6年連続で過去最少を更新し、80万人割れが目前となっている。
どれだけ日本人が長生きだと言っても、人間にも限界があるわけですから、老衰などの理由で死亡した人の数が生まれてくる数よりも遥かに多く、出生数から死亡数を引いた自然減は21年に62万8205人と過去最大になったという。
そんな状況においても、日本は千年単位で単一民族による国家を維持してきた関係上、移民の受け入れに難色を示す人が多い。誰も彼も受け入れるのは将来的な問題になると思うが、優秀なスキルを持った外国人には、こちらが頼んででも受け入れていった方が良いのではないかと思います。
まあ、実際にそんなことになったら今度は無能な日本人が淘汰されてしまうことになるので、恐らく実現することはないでしょうが、無能な弱者が自然淘汰されることなく、弱者を過保護に守り続けた結果が今の日本の現状を作っているのだと考えると、何が正解で今後どうすれば良いのか、なかなか答えは見つからないですよね。
一つだけはっきり言えることは、こんな斜陽の国には積極的に投資しづらいということだけですね。いち日本人として、投資冥利のある国に変化していって欲しいものだと私は思います。