どうもこんにちは。管理人のYukiです。今週は米国企業の決算発表のピークで一喜一憂している投資家の方々も多いのではないでしょうか。
私Yukiも現在ヒマを持て余しているため、いつもよりも決算発表を細かく拝見させていただいております。
そんな中、昨日の米国株市場では私の資産の中で割合が1位、2位となっているマイクロソフト(MSFT)とビザ(V)の決算発表がありました。
詳しくは皆様ご存知の通り、非常に好調で昨日はどちらも株価が大きく反発しました。


マイクロソフトについては、純利益は167億3000万ドル(1株当たり2.22ドル)と、前年同期の154億6000万ドル(同2.03ドル)から増加した。アナリストの1株利益予想は2.19ドルだった。

また、ビザについては、純利益は36億ドル(1株当たり1.7ドル)と、前年同期の30億ドル(同1.38ドル)から増加。リフィニティブがまとめた1株利益のアナリスト予想平均は1.65ドルだった。

2社ともに予想を超えてくる収益性の高さはさることながら、共通しているのはやはりどちらも世界中で通用する圧倒的な”ブランド力”を有しているということではないでしょうか。
同社の投資家向け広報担当幹部は、ハイブリッド型勤務はウィンドウズ製品の売上を押し上げる要因にもなっていると説明し「商業用パソコン市場の堅調を背景にウィンドウズのOEM(相手先ブランドによる生産)は11%増加した」と述べた。
米クレジットカード大手・ビザが26日に発表した1─3月期決算は、利益が市場予想を上回った。新型コロナウイルス感染抑制策の緩和を受け消費が拡大する中、決済額が増加した。
決済額は17%増。クロスボーダー決済額は38%増加した。
マイクロソフトが有するWindowsシリーズは、現在のビジネスの中では必要不可欠と言えるシステムですし、ビザの決済ネットワークはVISAブランドが世界のほとんどどこでも利用できるという安心感から常に信頼性の高い決済システムとして機能し続けています。
例えロシアが戦争状態になったとしても、世界中でビジネスを続けているこの2社にとってはそこまで大きな影響は無いということなのでしょう。もし仮にこのまま世界中を巻き込む世界大戦になれば、これらの企業もかなり業績が落ち込むことになるのでしょうが、一応のところ現時点では人類は同じ過ちをまたしても繰り返そうとはしていないと思います。
ただ、世界大戦となれば投資どころではなく、世界中が同時に大不況になるだろうことから、これを恐れて米国株投資から逃げ出すのは賢明な選択とは言えないでしょう。
また、戦争をチャンスと捉えて投資するのは、現代のように一瞬で世界中に情報が流される時代では有効かどうか分かりづらいところがありますよね。
タイミングを狙った投資方法で大失敗するリスクを考えれば、やっぱり結局は長期的な目線で優秀なブランド力を有する優良企業への投資こそが正義だと言えるのではないでしょうか。
これからの時代の流れがどうなるかは私には分かりませんが、これからもとりあえずはマイクロソフトやビザのような企業たちに投資を続けたいと思える決算内容でした。