昨日、とあるツイートがtwitterの株クラの間で少しだけ話題になりました。
ツイート元の方は、整形してパパ活に勤しむような女性のようですが、他人のお金に頼って生きていくことを娘に教育するダメ人間製造機のようだ。
元をたどると、『Gucciの財布を高校生の娘に買ってあげない毒親』というキーワードにたどり着いた。

高1の娘に5万以上するブランドの財布を買ってあげないのが、今の基準だとかわいそうで親が悪いという扱いになるらしい。
高校生にブランド物の財布を買ってあげるというのが、そもそも必要なのか?というのが私の意見だが、こういうことを言うと叩かれてしまうのがSNSの怖いところですよね。SNSの影響で最近は高校生でも金銭感覚がバグってしまっているパターンが結構見られます。
そもそもそんなに欲しいなら、今時の高校生らしく動画配信などで自分でお金を稼いで買えばいいのになと思うのですが、ネット上のヤバい女さんたちの中には、「貢がれて当然」と考える奴らも少なくないようです。
くしくも本日3月8日は『国際女性デー』。ジェンダー平等を実現するために過去の女性たちが闘って女性の地位向上を勝ち取った記念日とされる日です。それに合わせてこのような真逆の主張で炎上目的ツイートをしたのであれば、あっぱれな炎上マーケティングだと思いますが、こういう無教養な意見をばらまく方はおそらく今日が国際女性デーだということもご存じないのだろうと思います。
女性の敵はいつの時代も女性なんだなってことがよくわかるツイートでしたが、特に日本人女性は自分の力で経済的自立を勝ち取る気概がある人が少ないように感じます。これは日本人全体に蔓延る『他力本願』の精神が根強いからだと思います。
みんなで協力してチームワークを発揮するという点においては、日本人は非常に優秀だと思いますが、その反面、他力に頼る人が多いのは国民性ともいえるでしょう。
こういう極端な女性はともかく、共働きが当然となった今の時代でも専業主婦を希望する女性も決して少なくありません。また、大した稼ぎも無いくせに専業主婦を望む男性も一定数いることは確かです。
「女性は養われて、貢がれるのが当たり前。自分の力で稼いで買うなんてもってのほか。」そんな風に考える方が多ければ多いほど、旧態依然とした古臭い日本の社会が変わるチャンスを逃してしまいます。性別に関係なく、まともな教育を受け自分で考える力を有している人は、間違ってもこのようなバカなツイートをすることは無いでしょう。
こういう大人には、ぜひ義務教育からやり直してもらいたいものです。こういう親が子供を育てると、同じような生産性のない人間が育ってしまいます。日本にとってはこれ以上ないマイナスなのではないでしょうか。