ブログに書けそうな記事をネットで探していると、とても香ばしいネタがYahoo!知恵袋に投稿されていました。

大学の友達数人ががマルチ商法、ネズミ講見たいのにハマって閉まっています NISAという訳の分からない新しい投資をしています
月に3万円をずっと投資しているそうなのですが、騙されているのが明確で可哀想です
中には一つ上のランクの月に10万円投資しているバカがいます… 10年、20年投資していればほぼほぼ必ず儲かると言っていますが逆にいうと騙されていることに10年、20年わからずに搾取され続けるという最悪なマルチ商法、ネズミ講ですね。
なんとか友達を目覚めさせる方法はないですか? また、このNISAをしている会社を訴えることはできますか?
NISAが本当にマルチ商法やねずみ講であれば、日本にある証券会社すべてを訴えなければならないですし、NISAを発案した国を提訴しなければならないことになります。質問者が裁判で勝てる可能性はほぼゼロに近いと言えるのではないでしょうか。
でも確かに、突然大学の友人たちがNISAを使って投資を始めたとかいう話をあちこちで話し始めれば、無知な学生なら何か怪しいものではないか?と警戒してしまうのも無理はないのかもしれません。我々のように投資を続けている人たちにとっては常識となっている知識でも、何も考えずに生きてきた大学生は知らないということもあり得るでしょう。NISAが始まって、すでに8年。もしかしたら今の大学生が小学生の頃に始まった制度ですので、NISAが始まった頃には全く無関心だったとしてもおかしな話ではありません。
しかし、この8年間の実績を見ても、NISAを活用して長期投資をコツコツと続けてきた人たちはほとんど利益を上げることができています。つみたてNISAのようにインデックス投資を中心としている人たちであればなおさら、今回の調整場面においてもまだまだ含み益を確保できているというケースが多いのではないでしょうか。
こうした無知な学生に対してもNISAが詐欺だと思われないように国がもっと投資をプッシュしていかなければならないのですが、現在の岸田政権は全くの真逆の政策を推し進めようとしており、若手の投資家たちが生まれる土壌を完全に荒らしてしまいました。
もし万が一にでも、国によってNISAが無かったことにされようものなら、たしかに国家ぐるみの詐欺やマルチ商法みたいなものと言えるかもしれませんが・・・早く政権を交代していただきたいものだと私は願っております。