楽天は27日、楽天の大きなメリットの一つであるハッピープログラムの内容を大幅に改悪することを発表しました。
このたび楽天銀行では、ハッピープログラムの対象サービスの一つである楽天証券のお取引の、投資信託にかかる進呈ポイントについて、獲得条件を「一定の残高を保有している場合」から「一定の残高を月末時点の残高が、はじめて達成した場合」に変更させていただきます。また、これによる進呈ポイントについても以下のとおり、変更させていただきます。
今後ともより一層のサービス向上に努めてまいりますので、ご利用中のお客さまにおかれましては何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
従来は一定額以上の投資信託を保有していれば、継続的に楽天ポイントが付与され続けるシステムでしたが、今回の改悪によって、所定の金額に到達した初回のみのポイント付与に変更されるため、今までと比べると大幅に付与される楽天ポイントが少なくなってしまうようです。
また、楽天銀行の普通預金の金利も大幅に改悪されるようで、300万円以下の預金に対する金利は今まで通り0.1%程度だが、300万円を超える部分に関しては、金利が0.4%になるという。

楽天銀行・楽天証券は最近、ちょっと良いサービスを始めるな〜と思うと、その後すぐにそれ以上の改悪を発表するというアコギな商売を続けている。
プラスな面もあるものの、総合的にはマイナスであるとしか言えず、特に今回の改悪は楽天証券を使う大きな理由の1つが無くなったことを意味するため、楽天証券から離反する人たちも少なくないだろうと思います。
徐々に楽天ポイントを得ることが難しくなってきた昨今、今までみたいに楽天経済圏で豊かに過ごすという過ごし方ができなくなってきました。
他の証券会社のサービスと比べても、今の楽天証券が際立って悪いというわけではないので、わざわざ新しく口座を設立して楽天証券から移管するというほどでもないのかもしれませんが、すでに楽天は大規模なキャンペーンによってかなりの口座獲得数を達成したので、これからはばら撒き政策は期待できないと言えるでしょう。
2022年はすでに楽天証券でのつみたてNISAの利用を予定していますが、2023年以降はまたSBI証券に移行しようかな・・・とも考え始めました。
まあ、楽天証券とSBI証券の、2022年のサービス変更具合を見てから判断しようと思います。
楽天証券さんには、せめてクレカ積立の1%のポイント付与だけは守り通してもらいたいと思う次第です。