プレジデントオンラインに、興味深い記事が投稿されているのを発見しました。

お笑い芸人ながら、上場企業の役員という顔も持ち、さらに投資家としても優秀で「家族全員が一生暮らせるお金を投資で稼いだ」という厚切りジェイソン氏ですが、彼の投資方法は本当に堅実で素晴らしいものだと見受けられる。
僕はひたすら「とにかく効率的に簡単にお金を増やす」ことをテーマに取り組んできて、気がつけば2年前には家族全員が一生安心して生活できるお金を投資の利益だけで得ることができるようになりました。巷で最近よく聞くFIRE(経済的自立と早期リタイア)だね。
投資を始めて15年で、家族全員が一生暮らせるだけのお金を投資で稼いだというのは素晴らしいの一言に尽きますね。
しかし厚切りジェイソン氏は、自分で『堅実』と主張するように、完全に堅実な投資を実行されているようです。厚切りジェイソン氏の投資方法は、「3カ月の生活費を残して、それ以外はインデックスファンドにコツコツとドルコスト平均法で投資をする」というものだそう。
さらに投資先は、アメリカのバンガード社という証券会社が提供している「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(通称:VTI)」というETF(上場投資信託)だというからこの堅実ぶりは素晴らしいと言わざるを得ないでしょう。
日本人は、自国だからという理由で日本株に投資しようとする人が多いですが、やはり経済面で見れば日本は米国の足元にも及びません。
君のパソコンはマイクロソフトの製品で、手にしている携帯はアップルのiPhone、その携帯を使ってGoogleで検索をして、Facebookが買収したInstagramをいつも見ていない?
このように厚切りジェイソン氏が言うように私たちの周りにはすでに米国企業が展開している製品やサービスがそこら中に広まっています。
そんな世界の覇権を握っている米国の企業全体に投資することができるVTIは、堅実な投資家にはもってこいの投資先だと言えるのではないでしょうか。
もちろん米国の株式市場がこれからも成長し続けるかどうかは分かりませんが、米国の株式市場はこれまでも大きく成長し続けてきた実績がありますし、米国は国としてはまだまだ若く成長性のある国だと思います。
それに、米国株の成長性が著しく毀損した場合は、正直他の国もめちゃくちゃな状況になっていると私は考えています。
中国も米国に代わって覇権を握るかと思いましたが、最近の中国は成長性が落ち込んだだけでなく、一党独裁による悪い面が出ているように感じます。投資先としては、まだまだ危険な国だということを改めて考えさせられました。
また、米国株市場は、適正に新陳代謝が行われますから、色んな企業が入れ替わりながら指標としては成長していくことだろうと思います。
やっぱり、VTIやS&P500への投資こそ、堅実な投資家にとっては素晴らしい投資先だと言えるのではないでしょうか。