俳優の梅沢富美男さんが25日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。新型コロナ対応に従事する看護師の気持ちを代弁し、政府に激怒する場面があった。

政府は16日、救急医療を担う病院などに勤務する看護師の賃金を、来年2月から9月まで月4000円引き上げる方針を固めた。しかし「新型コロナ医療などを担う看護師」に限定されることや、月1%程度の賃上げにしか相当しないことに、番組では「子どもの小遣いか」「全然足りない」といった世間の声を紹介した。
梅沢は「情けねえ話だな。失礼極まるよ、バカにするのもいいかげんにしろ!」と、政府を一喝する。「看護師さんを長年やっていたファンの方がいてね、コロナで人が足りないということで復帰してさ。(風評被害を懸念して)子どもにも旦那さんにも『絶対人に言わないで』って、頑張ってるんだよ。そういう人たちに4000円とは…情けないよ、本当に。こんなことをよくやるもんだ!」と、怒りをぶちまけた。
「お前たち政治家のボーナスを4000円にしろよ!100万円もらえるやつ(文書通信交通滞在費)も4000円にしろよ。それで4000円ってお金がどんなもんか分かるだろうよ」と、身を切る覚悟を持って政策に向き合うよう訴えていた。
梅沢さんといえば、芸能界に残った『最後の昭和』ともいえる存在で、歯に衣着せぬ物言いと生き様が人気の舞台俳優さんです。
昨日も話題にしましたが、保育士さんの賃上げが”月9千円”だったことがSNS上で大炎上しました。
同様に看護師さんも賃上げには国の予算が必要で、コロナ禍において大活躍された看護師さんが、たったの月4千円しか賃上げされないというのも大いに報道されて炎上しました。
ネット上では、「そもそも政治家にボーナスなんていらない」という声も多かったです。一般企業ではボーナスというのは基本的には業績が好調の時に支給されるもので、業績が悪化すれば真っ先に削減されるものだと思います。
国の予算が真っ赤な現状、政治家・公務員へのボーナス支給が必要なのか?と思う気持ちも分かります。
さらに言えば、ボーナスは確かな実績を上げた方へ支給されるべきで、会議の最中に居眠りしてたり、本を読んでいるような議員や、人の発言を遮るように実のない発言をするだけの邪魔な議員へ支給するべきものではないと、私自身も強くそう思います。
そんな政治家には、働いていなくても満額のボーナスや文書通信交通滞在費が支給される一方で、コロナの中、ご近所から後ろ指を指されながらも現場で働いていた看護師さんに、たったの”月4千円”の賃上げしかできないのは、やはり納得できません。
梅沢さんはなにかと発言するたびに賛否両論生む方ですが、この発言に対しては絶賛の声ばかりでした。
予算が厳しいというのであれば、不要な政治家・公務員を削って彼らのように社会に必要な人材への給与支払いを優先すべきではないでしょうか。
一般企業ではすでに定年で引退をすべきような老害の政治家に支払うお金を国の未来のために使ってほしいと切に願うばかりです。