マイナビニュースに、興味深い記事が掲載されているのを発見しました。

お金持ちになるためには、『言葉』の使い方がとても大切だというのです。
お金持ち共通の行動パターンがあり、豊かな人は同じように豊かな考えを持っているからです。豊かな考えは貴重な言葉で語られます。だから言葉は大事です。言葉は思考を作り、人格を作り、資産を作ります。
逆に言えば、お金に恵まれない人には、そうなってしまっている思考を象徴する言葉使いがあるということで、今回はお金に苦労する人たちがついつい使いがちな言葉を5つ見ていきたいと思います。
お金さえあれば
お金さえあれば・・・
- 大学に行けた
- 資格が取れた
- 恋人ができた
- やりたいことができた
- 欲しいものが買えた
他にも色々あるとは思いますが、「お金さえあれば」というのは、お金がない人の常套句ですよね。実際にお金がないからそういうふうに言わざるを得ないのではないか?という考え方もできますが、筆者曰く、自分はイケているのにお金がないばっかりに今の不遇があるという発想そのものが貧困だというのです。
ついつい口に出してしまう「お金さえあれば」という言葉、改めなくてはなりませんね。
親のせいで
最近、『親ガチャ』という言葉がSNSでトレンドになることもあるように、親のせいで、成績が悪い、性格が悪い、健康でない、貧乏でいる、コネがないと考えている人がいることが多いということがわかります。
親のせいで自分の能力が低いということにしておけば、自分が何もできなくても仕方ないと落とし所を見つけることができますからね。非常にラクな言葉だと思います。
もちろん中には、虐待やネグレクトをするような親がいるわけで、子供は親を選べないという視点もありますが、大抵の場合、『親のせいで』という言葉は自分が置かれている状況の責任転嫁に使われることが多いという事実は目を逸らすことができないでしょう。
生活にはお金がかかるから
生活にお金がかかると主張する人たちは、贅沢をすることが生活習慣に根付いてしまっている可能性があります。
生活にお金がかかるということは、人並みの家賃、普通の自動車、そこそこの教育、当たり前のぜいたく。そんな生活のために自分の出費を固定化してしまいます。
FIREを達成した人たちの中には、我々でもちょっと引くくらいの節約に着手されているケースもありますが、その真逆に位置するのが、まさに「生活にお金がかかる」民なのです。
そういう人たちがお金に囚われない生活をするためには、まず自分が固定費だと思っている毎月の無駄遣いを見直して、家計を黒字経営にすることが先決だと言えるのではないでしょうか。
こんな世の中じゃあ
政治が悪い、時代が悪い、こんな世の中じゃ頑張っても意味がない。そんなふうに腐っている人間の大半が貧乏人です。
最近では何でもかんでもコロナのせいにできましたし、選挙が近づくと政治のせいにできます。
ここ数年を振り返ってみても、米中の対立、北朝鮮のミサイル発射、EUの崩壊危機。『○○ショック』という言葉を集めるだけでも、リーマン・ショックにチャイナ・ショック、クリスマスショックなんてのもありました。
ほんの10年ちょっとを遡ってみても『こんな世の中じゃあ』と思えるような出来事は毎日のように発生しています。
逆に『今は本当にいい世の中だよね』と素直に喜べる状態が続いていた記憶は、私が生まれてから現在まで、ほとんど経験したことがありません。
常に『こんな世の中じゃあどうしようもない』と嘆いてばかりいると、何もしないうちに寿命を迎えてしまうかもしれませんよ。
お金なんて
お金なんてあればあっただけ使ってしまう、お金持ちなんかになりたくない、清く貧しく生きることこそ美しい。日本人にありがちな思考回路です。
本当は誰よりもお金に興味があるのに、お金を稼ぐことができないから、『お金なんて』という言葉を使ってお金が無い自分を正当化しようとしています。そんな人間のところに、大金が転がってくることはまずあり得ないですし、もし万が一転がってきてもすぐになくなってしまうことでしょう。
お金なんてという発言は、とても後ろ向きでマイナスなイメージを持ってしまいます。その時点で、お金に見放されて貧しくなってしまうのが確定していると言えるのではないでしょうか。
まとめ
お金に苦労する人たちは、総じて他力本願・責任転嫁の悪癖があり、マイナスになる言葉を使いがちです。そういう姿勢では成功することも、お金を稼ぐこともできなくて当然と言えます。
ついついこういう言葉が口癖になってしまっている人は、少しでもこういう言葉を発する機会を減らすように努力してみてはいかがでしょうか。そうすることで、徐々に金運が改善され、お金に恵まれていくかもしれませんよ。