近年、経済格差がどんどん拡大していることが社会問題として取り上げられ、騒がれるようになっています。米国と比べれば、まだまだ日本のそれは、大した格差ではないと思うのですが、『みんな揃っている』ことが正義のこの国では、少しの格差も許せないのでしょう。
しかし、例え今日本国民の財産を全ての国民に再分割したところで、数年後には再び経済格差が生まれてしまっているだろうと思います。それはなぜかというと、お金持ちと貧乏の間では、確実にお金に対する考え方が違うからなのです。
今回は、興味深い記事を発見しました。
お金持ちになるために必要な『お金持ち体質』の人が持っている共通点があるとするならば、それを知れば、自分自身も将来的にはお金持ちになれるのではないでしょうか。あなたも同じ点を実践することからお金持ち体質に近づく第一歩を踏み出してみませんか?
1:家計の収支や貯蓄の状況を把握している
まずはじめに、お金持ち体質の人は確実に自身の家計の収支や貯蓄状況を細かく把握していると言えるでしょう。
お金持ちになるためには極論、『収入>支出』という家計の状況を継続すれば良いわけです。これは、収入が多い、少ないに関わりません。
そして余ったお金を投資に回すことで、徐々に庶民でもお金持ちになっていくことができるわけです。
そのためにはまず、家計の収支や貯蓄の状況を把握していなければ話になりません。大した買い物をしていないと考えている人でも、毎日コンビニで無駄遣いをしているなんてことがあるのです。
そのコンビニでの無駄遣いが日々の活力の源だというのであれば、無理にやめろとは言いませんが、家計を圧迫するレベルの浪費ともなれば、さすがに生活習慣を見直した方が良いのではないでしょうか。
2:経済状況や金融商品などに関するアンテナの感度が良い
お金持ち体質の人ほど、経済状況や金融商品などに関するアンテナの感度が良く、いわゆるマネーリテラシーの高い人が多いです。
お金の話をすることをためらわない人ほど、お金持ちになる素質があるんじゃないかなと私自身も思います。
「投資はちょっと怖いから・・・」と躊躇している間に、お金持ちはどんどん投資をして資産を増やしています。投資をするかどうかわからないような商品にもアンテナを伸ばして情報収集をしている人も多いです。まずは、金融商品などに興味を持つことから始めてみてはいかがでしょうか。
3:お金の貯め方がスマート
お金持ちの人ほど、お金の貯め方がスマートというか、お金に対する姿勢がスマートですよね。貧乏な庶民ほど法律スレスレの副業まがいのものに手を出したり、本当に儲かるか分からないような怪しい情報商材にお金を投じて、リターンを得ることなくお金をドブに捨てたりします。
お金持ちを見習うなら、まずはスマートに『収入>支出』の生活習慣を根付かせて、貯蓄をしていくことが必要不可欠なのだと言えるでしょう。
4:お金の使い方がきれい
これは前述の『3:お金の貯め方がスマート』という話にも繋がりますが、お金の扱い方が美しく、スマートな人がお金持ちには多いです。
お金持ちほど、無駄遣いをしない代わりに、ここぞというときには大きな出費も厭わずに気前良くお金を支払ったりします。寄付や社会貢献のためにお金を使う人が多いのもお金持ちですからこれは納得できるのではないでしょうか。
私もまだまだ『お金持ち』を名乗るには大した資産を有していませんが、毎年ふるさと納税とは別に10万円単位の寄付を続けたり、大切な人との付き合いのためにはお金を惜しみません。
私が小学生の頃、実家は過去最悪なほどに貧乏だったのですが、私の母は当時、友人と少し食事に行ったり旅行に行ったりするための時間とお金がなく、大切な友人と疎遠になってしまったという悲しい出来事がありました。
どれだけ貧しくても自分のことよりも私たち子供のことを優先してお金を使ってくれたのはとてもありがたいことです。
だからこそ、私は自分の家族や大切な人たちのためには惜しみなくお金を使いたいと思いますし、社会貢献のために少しでもお金を投じていきたいと思います。
お金の使い方をきれいにしておけば、それだけでお金は喜んで私の元にやってきてくれるのだと信じています。
まとめ
お金持ちになれるかどうかというのも、ほんの少しの考え方の違いでしかありません。どれもそこまで難しい話ではないと思います。
だとすれば、お金持ちに共通する習慣を真似た方が、将来あなたがお金持ちになれる可能性は高いと思いませんか?
あなたがお金持ちになりたいのであれば、お金持ちから学べることはどんどん学んで吸収していくことをオススメしたいと思います。