【考察】「親ガチャに外れた」と言う人は、ずれていると思う

社会・政治
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ここ数日ほど、twitter上で、『親ガチャ』と言うキーワードを目にすることが多かったです。

元を辿ると、現代ビジネスで取り上げられた記事が、物議を呼んでいたようだ。

格差拡大、貧困増大…それでも「若者の生活満足度」が高いこれだけの理由(土井 隆義) @gendai_biz
「親ガチャに外れちゃったよ」。昨今、学生たちの会話に耳を傾けていると、時折そんな声が聞こえてくるようになった。オンラインゲームで希望のアイテムを入手するための電子くじシステムを「ガチャ」という。もともとは店舗などに置いてある小型の自動販売機で、硬貨を入れてレバーを回すとカプセル入りの玩具が無作為に出てくるガチャガチャが...

自分の出生が良くなかったから、親に恵まれなかったから、自分の現状はこの程度なんだと考えている人が増えたと言うことです。

いまの日本には「努力しても報われない」と諦観を抱く若者たちが増えている。統計数理研究所が実施している「日本人の国民性調査」で、1980年代と2010年代のデータを比較すると、この傾向は若年層の男性でとくに著しい。

ガチャでどんなアイテムが当たるかは運任せである。ときには一発で大当たりすることもあるが、いくら課金しても弱いアイテムしか入手できないこともある。自分の出生もそれと同じことで、私たちは誰しもどんな親の元に生まれてくるかを選べない。そこには当たりもあれば外れもある。自分の人生が希望通りにいかないとしたら、それはくじ運が悪くて外れを引いてしまったからだ。親ガチャにはそんな思いが込められている。

確かに、幼少期の子供にとっては、親は切り離せない存在ですから、『親ガチャ』によって人生が左右される点は大きいかと思います。自分の力でお金を稼ぐこともできない年齢の頃は、両親の経済状況がモロにその子の経済力に繋がりますからね。確かに親ガチャの影響は大きいです。

しかし、ある程度年齢を重ねて、「親ガチャに外れた」と愚痴ることができる程度の年齢であれば、それは親だけの責任ではなく、自分にも非があるのではないかと思うわけです。

話は変わりますが、先日『Disney+』のコンテンツで、彼女が大好きな『ハミルトン』と言うミュージカルを一緒に観ました。

『ハミルトン』は、アメリカ建国の父の一人である、アレクサンダー・ハミルトンの人生をミュージカルにした作品です。

本来、アメリカの建国に関わった重要人物である白人たちの役を、ラテン系の方や黒人など、『非白人』の方たちが演じると言う異色の作品です。

現時点では、『Disney+』でも英語でしか楽しむことができない状態ですが、ミュージカルですのでほとんどのセリフが音楽となっているので、あまり英語が好きでない方でも楽しんでみれるのではないかと思います。

それはさておき、このアレクサンダー・ハミルトンと言う男性は、アメリカと言う国の黎明期において非常に重要な人物でありながら、カリブ海の小さな島で生まれた貧しい移民の出身という、異色の経歴を持つ人物です。

貧困の中から、優れた知性と文才で出世し、イギリスとの独立戦争で、のちのアメリカ初代大統領、ジョージ・ワシントンの副官として活躍し、アメリカ新政府の樹立に大きく関わりました。

アメリカ合衆国憲法の起草者でもあるハミルトンは、初代財務長官としてワシントン政権を支え、その後、ニューヨーク・ポスト紙やバンク・オブ・ニューヨークを創業するに至ったのです。

現在でも10ドル札の肖像画となっているハミルトンは、アメリカと言う国とアメリカ経済の礎を築いた成り上がりの偉人だと私は思います。

ハミルトンは、決して親ガチャに恵まれていたわけではありませんが、努力と実力でアメリカ建国の父にまで駆け上がったわけですから、『親ガチャ』が外れたからと言って、全てが終わるわけではないと言えるのではないでしょうか。

私も実際、両親はそれほど裕福ではなく、小学生〜中学生くらいの頃は経済的に貧しい暮らしをしていましたが、今は少なくともお金の心配をすることなく生活することができています。

親に勉強しろと言われたことは一度もなく、逆に勉強をしていると「なんで勉強なんかしてるん?」と聞かれるような家庭でしたが、それでも勉強し続けることの大切さを認識し、今もまだ色んなことを勉強し続けている毎日です。

私よりもひどい家庭環境なんてもっとたくさんあるのでしょうが、少なくとも私は、『戦争のない現代日本』に生まれてきた時点で、あなたの「ガチャ」はSSR級の幸運だったのではないかと思います。

どうせなら、日本人じゃなくてアメリカの白人に生まれれば良かったと考える人もいるかもしれません。確かに、世界的にみてアメリカの白人は収入も資産もアベレージは高いです。ですが、本当にそれが幸せとは限りません。

私の友人に、アメリカ人の旦那さんと結婚した女性がいるのですが、現在旦那さんは米軍の兵士としてアフガンから撤退中だとのこと。船で帰還しているので、早くても到着するのは今月末頃になるそうです。

日本人に生まれていれば、少なくとも戦争で命を失う恐怖を味わうことなく、平和ボケしながらネットに社会への不平不満を書き込むことができます。もし仮に、少し生まれる座標がずれて中国人としてこの世に生を受けていれば、社会への不平不満をSNSに書き込んだ時点で、明日の命は保証されないでしょう。

人類として生まれる場合、およそ20%の確率で中国人として生まれる計算になりますから、かなりの高確率です。平和な現代の日本人として生まれただけで十分良かったと言えるのではないでしょうか。

あとは生まれた後のあなたの努力次第ですよ。大抵の場合、努力次第でそれなりに良い生活を送ることができるだけの状況は整っているのではないかと私はそう思います。

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