【悲報】”ツケ払い”で米国株がヤバいことになる予感・・・

マネー論
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いつものようにブログ記事を書くため、ネット記事を探していたのですが、非常に興味深いものを発見しました。

次の米国株ショックは「BNPL」が引き金に?Amazon提携でアファーム急伸、熱狂する市場が“後払いのツケ”に震える日 | マネーボイス
カード不要の後払いサービス「BNPL」を提供するアファームが、アマゾンとの提携を受けて株価が急騰。このBNPLは、数年先に経済混乱を引き起こす可能性がある。

先月30日、アファーム(AFRM)という企業の株価が1日で40%を超える大暴騰を記録しました。

この企業が何をしている会社なのかというと、カード不要の後払いサービス「BNPL」というものを提供する企業のようです。

「BNPL」とは、「Buy Now Pay Later」の頭文字をとった略称で、わかりやすく言えば、”ツケ払い”のような支払い方法ができるようになるというものです。

従来のクレジットカード払いやツケ払いとどう違うのかというと、以下の通りだ。

月末締めで翌月払いあるいはリボ払い(その代わり金利を払い続ける)のクレジットカード払いとは違って、BNPL(分割)払いの場合は、売買をするたびに通常それから60日間の間に、3回もしくは4回の均等な分割払いで支払うことになる。

消費者は期限を守る限り、利息や手数料を支払う必要は無い(遅延すると延滞利足がつく)。

要は、信用度の低い顧客であっても、4回までの分割払いができるようになるというサービスになっている。

元記事にも、メリットやデメリットがわかりやすくまとめられています。

BNPL分割払いは、クレジットカードに比較して利用上限が比較的低く、代わりにネット上の手続きで利用が可能なために、クレジットを初めて利用するような顧客(NTCと呼んだりします)、あるいは女性層や発展途上国のユーザー、収入を持たない学生などにも垣根が低いのが特徴(ただこれはBNPL払いが成長するに従ってヘビーユーザーや取引金額の拡大が進むとは思う)

現状、法規制が追いついていないBNPL払いは、クレジット残高や信用情報に記載されない。いわゆる当局が把握できない「シャドーバンキング」といってもいい側面がある。

極端な例で言えば、クレジットカードやローンで目一杯お金を借りてる人間が、さらにBNPL払いで債務を増やしまくっていくことがあり得る(BNPL払いの与信枠はクレジットカードの与信枠の対象とは相互にまったく関係ない)。

そう、十数年前のサブプライムローンショック(あるいはリーマンショック)で見た悪夢の再現となる可能性。

「フィンテック」とか「BNPL払い」と言えば聞こえはいいけど、それは60日限定で、利息は店側が負担する消費者金融そのもの。しかも、当局がその残高を捕捉したりコントロールすることは、現状の法規制ではできない。

私はこの記事で心配されているようなリスクは起こり得ると考えております。

米国で”信用度が低い”という顧客は、我々の想像をはるかに超えてヤバいケースが多いです。収入の多寡に関わらず、毎月のクレジットカードの支払いに回すための余剰資金すら無いという米国民も多いですし、そもそもクレジットカードを作ることができないために、日本では馴染みが薄いデビットカードが大量に普及している側面があります。

クレジットカードやデビットカードを作ることもできないレベルに信用度が低い多重債務者でも、「BNPL払い」を利用すれば、とりあえず60日の間は支払いを先延ばしにできる上に、足が付かないということです。

新しい制度に対して、タイムリーに法改正が進めば良いのですが、なかなかそう上手くはいかないものですので、利用者が増えれば増えるほど、リスクは大きくなっていきます。

そしてBNPL払いという何の保証もない『短期貸付』を高利回りの金融商品として証券化しているということだ。

アファームの裏にいるのが、マルケタという会社 。ここがクラウドでシステムを組み、アファームなどのBNPLプロバイダにシステムを提供しています。クラウドサービスであることを生かして自由なシステム構築ができるのが魅力。サービスプロバイダ側は従来のカード会社とは違って、ブランドごとのリスクを把握したりして柔軟に与信を行うなどの運営ができます。

さらにアファームは、一定の債務が溜まったら、それを証券化して(どっかで聞いた話だな)機関投資家に売ります。利回りが良ければ、機関投資家は買うでしょう(ただし、不払いリスクはアファームではなく機関投資家が負うことになります)

初めのうちはBNPL払いであっても、消費者はきちんと返済するかもしれませんが、それが社会に溶け込む頃には、支払いを延滞する者も一定数現れるでしょう。

サブプライムローン問題の時には、負債に対して紙屑程度の評価額でも土地や建物といった資産を差し押さえられたでしょうが、BNPL払いを利用して日用品を買った挙句、支払いができないとなっても、取り立てる資産すら残っていないことになりますので、これからの普及具合によりますが、結構ひどいことになりかねないのではないかなーと感じました。

アファームには、利用者に対してある程度はしっかりとした与信を行って貰いたいものです。そうしない限り、数年後か数十年後かは分かりませんが、BNPL払いによる金融ショックが起こる未来は有り得ないとは言い切れないのではないでしょうか。

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