元2ちゃんねるの管理人で実業家のひろゆき氏によると、「給料の高い仕事でも、ストレスがかかれば発散のために生活コストが上がる。それよりも、それほどストレスを感じずにすむ仕事を探したほうがいい」ということだ。

僕は、何かをするための時間を無理やり確保しようと思ったことはありません。
ただ、「イヤなことに時間を使わない」ということは昔から意識しています。
日本でひとり暮らしをしていたころ、僕はバイクに乗っていたのですが、これもイヤなことに時間を使わないようにするためでした。
たとえば、夜にミーティングがあった場合、終電を逃してしまうと、「もう帰りたい」と思っても朝までいる羽目になります。
バイクなら「じゃあ、そろそろ帰りますね」と言って、自分が帰りたいタイミングでさっさと帰れます。
要するに、当時の僕にとって、電車は自分の行動を制限するものだったので、自由に行動できるようバイクに乗っていたわけです。
イヤなことをする時間は、間違いなく自分にとってマイナスです。
ひろゆき氏のいう通り、「イヤなことに時間を使わない」ということは日々の生活を向上させるために必要不可欠なことだと言えるでしょう。
私も昨年、テレワークが始まってすぐの頃は、終電という概念が無くなったことで、夜中の2時とか3時頃まで仕事をしていたことがありました。
繁忙期だったことに加えて、慣れないテレワークで普段よりも時間がかかってしまったのは確かですが、流石に日付が変わるほどの時間まで仕事をしていると、口内炎ができたり、気分が落ち込んだりと、ストレスが半端なく溜まっていたのを実感しました。
夜中の残業はかなり残業代が大きいので、その分本業収入は爆上がりしましたが、正直あんな働き方を30代になってもやり続けたいとは一切思いませんでした。
今は昨年と比べて人が増えたことと、ジョブローテーションの影響もあり、以前のようなバカみたいな残業をすることがなくなりました。
その分残業代が稼げなくなってきたので、昨年と比べると給料は下がってしまいました。
しかし、その代わりに仕事の負担が減り、彼女と過ごす時間も増えたので、非常にストレスなく生活ができています。ハッキリ言って今の方がかなり健康的だと感じております。
また、ひろゆき氏のいう通り、ストレスを感じると、人は無駄遣いをしてしまいがちです。収入が増える反面、費用が増えればあまり収入がアップしても意味がないですよね。
私の例で言うと、今は自宅でほとんど残業がなく仕事ができているので、自炊をする機会がかなり増えました。それによって食費なども昨年と比べればかなり抑えることができています。毎日夜中まで仕事をしている限り、なかなか自炊だけでは賄いきれないですよね。
結果的に、収入は減ったもののそれ以上に費用が減ったことで、生み出される余剰資金はそれほど変わっていないという状況です。
過剰なストレスが人の体と精神に与える悪影響はここで論じるまでもありません。長時間働いて、高い給料を得たとしても、それは命を削ってお金に変えているに過ぎません。
私は20代の頃と比較すると、完全に残業できない体になってきました。夜中まで仕事をしていると集中ができなくなってきました。
だから私はこれからも平社員で結構なので、ストレスを感じない働き方をしていきたいなと思います。
ひろゆき氏の言うように、空いた時間で自分にとってプラスになることができればQOLも上がっていくだろうと思います。
そして、収入が足りなければ、あなたが頑張って働いて稼いだお金を投資に回して、配当金という形でお金に稼いで貰えば良いだけなのだと私はそう考えています。