ITmediaビジネスにて、興味深い記事を見つけました。

求人情報サイトを運営するビズヒッツが、手取り25万円の男女426人を対象に実施した「手取り25万円できついと思うことに関する意識調査」の結果について発表したものだ。
まず「手取り25万円でキツイと思うのはどんな時か」と尋ねたところ、1位は「欲しいものを買えない」(101人)、2位は「イレギュラーな出費への対応」(61人)、3位は「あまり貯金ができない」(60人)、4位は「常に予算を気にする」(42人)、5位は「外食ができない」(27人)という結果になった。
1位の「欲しいものを買えない」と回答した人からは「洋服・音楽ライブ・ゲームなど、自分の趣味に支出するのを我慢しなければいけない」(20代男性)、「欲しいブランドがあっても高くて買えず、プチプラで似たようなものを探す」(30代女性)といったコメントが寄せられた。
手取り25万円でキツイと思うこととして、全体のおよそ4人に1人が答えた『欲しいものを買えない』というのは確かに厳しいなと感じた次第です。
私もこの結果を見て、『確かに今、手取りが25万円に下がったら、欲しい株が買えないぞ・・・!』と考えてしまいました。
私はここ最近は個別株を買うことを控えていますが、それでも毎月、楽天証券とSBI証券で投資信託と海外ETFのVOOを定期買い付けをしています。それだけで、少なくとも毎月10万円は投資をしている計算になります。
これに加えて、個別株を買い増しするときは一度に数万円〜数十万円は投資するのが当然です。優秀な米国の個別株は簡単に1株単位で買い付けすることができますが、それでも1株で数千円〜くらいですから、まとめて20株ぐらいは買っちゃおうかな!と思うのが当たり前です。
私が毎月これぐらいの投資ができるのも、ひとえに本業収入に加えて副業収入と配当金が毎月コンスタントに入金されるからです。
正直言って、今は都内で暮らすための家賃や光熱費、その他の生活費を考えれば、手取りで25万円だと生活が苦しくなってしまうかもしれません。それどころか、仮に彼女が出産するとなれば、一人で家計を支える期間が出てくるかもしれません。
幸い、彼女は出産後も働きたいと言っているので、復帰してくれるとは思うのですが、一人で家計を支える期間中は、今の私一人の手取りでは毎月のインデックス投資以外の投資はできなくなるかもしれないなという危機感はあります。
そう思うと、都心では手取り25万円では欲しいものが買えないと嘆く気持ちもわからなくはありません。私はたまたま、欲しいものが『資産を生み出す株』だったために、配当金が徐々にふくらんできたのだというところが幸運だっただけに過ぎません。
手取りが低い間は、頼れるならば実家暮らしでせめて家賃の負担を下げるなどの工夫をしなければ、投資はおろか、満足のいく生活をするのも難しいかもしれません。なので、まだ手取りが少ない若い間に他の収入源を確保することはとても大切なことだと私は思います。
副業から得られる手取りが、例え月に数万円程度でも、毎月の生活レベルの向上には欠かせないだろうと思います。本業であるサラリーマンを頑張っても、月収が数万円アップするためにはより良い会社に転職することでもしない限り厳しいだろうと思います。
欲しいものを買うために、自分の力でもお金を稼ぐ努力をしていくことが、これからの社会ではスタンダードになっていくのだろうと私はそう考えています。
サラリーマンをやりながらでも副業で稼ぐプラットフォームは揃っていますから、投資と同じく、副業もやるか、やらないかという選択肢しかないのだと私は思います。