人気お笑いコンビ・メイプル超合金の安藤なつさんが、離婚調停中であることがデイリー新潮によって明らかになりました。
安藤さんは2019年11月に、6歳年下の一般人男性と出会って3カ月で“スピード結婚”。地上波のバラエティ番組で”結婚式”を執り行うなど、盛大に祝福されたのだが、結婚時のスピード感そのままに、わずか1年半ほどで離婚を前提とした話し合いをしているのだということです。
旦那さんは地方出身の方で、安藤さんとの結婚生活のために上京したようで、新婚生活もかなり順調にいっていたようです。
しかし、旦那さんの知人曰く、「安藤さんと結婚してから、ひどい仕打ちを受けて、彼はすっかり参ってしまっていました。そのうえ、安藤さんが強引に離婚を進めようとしているんです」と語っている。
「Aさんが知人と食事に行こうとすると、相手の連絡先を安藤さんに教えないといけないというんです。『もしあなたに何かあったら不安だから』というのがその理由で、代わりに安藤さんもマネージャーさんや仲の良いスタイリストの連絡先を彼に教えるという、よく分からないルールになっていたそうです。自宅にホワイトボードが用意され、予定をそこに書かなければいけないという決まりも。そもそもAさんは東京に知り合いが少ない。そんなふうに管理されては、気軽に外出もできず、友達も作れないですよね。そのせいで、だんだん塞ぎがちになってしまったんです」
結婚のために上京してきた旦那さんは知人も少なく、人間関係を構築していこうとしていたようですが、安藤さんの”束縛”によって、それも叶わなかったようです。
また、離婚の決定打となったのは、安藤さんのシビアすぎる金銭感覚だということだ。
「自宅マンションの家賃こそ、6対4くらいで安藤さんが多めに負担していたそうです。けれど、それ以外の生活費は基本的に折半で、たまに安藤さんが食事を作れば、Aさんに食費を請求したというんです。共働きの夫婦が決めたルールとはいえ、人気芸人と介護職とでは、年収はぜんぜん違いますからね。もっとも、彼がいくら尋ねても、安藤さんは断固として収入は答えてくれなかったらしいですが……」
安藤とAさんは、アメリカの歌手、リゾ(Lizzo)の日本語版PVで“共演”もしている。出演にあたっては当初、Aさんにもギャラが支払われるという約束になっていた。が、待てど暮らせど、その話がない。たまりかねたAさんが安藤に尋ねると、彼女は怒り出し、その場でマネージャーに電話をし始めた。
「結局、『家族にはギャラは支払えないってさ』と言い出したんです。そんなの、安藤さんに入るお金を少し分けてあげればいいだけの話ですよね。でも彼女はそれをせず、代わりに“お食事券”を自作し、Aさんに渡したそうです。外食時に使えば、その支払いを安藤さんが持ってくれる券だそうです」
夫婦で共演した仕事のギャラの折半の問題で関係に亀裂が入ってしまったようだ。元々の約束と違う契約内容だったことは確かに怒って良い案件だとは思いますが、それにしてもギャラの代わりに手作りのお食事券を手渡すというのは・・・小学生じゃあるまいし、さすがにちょっとパートナーとして軽視しすぎなのでは?と思います。
そして直接的な決定打として挙げられているのが、旦那さんの自家用車の車検費用だという。
「車検費用の4万円も、やはり折半しようということになった。Aさんは安藤さんから2万円を預かってディーラーに行ったんですが、実際には1万円ほど安く済んだらしいんです。ところがAさんは、安藤さんに浮いた分を返すのをうっかり忘れていた。安藤さんはディーラーにいくらかかったかを確かめて、この件を知った。で、『離婚だ!』という話になってしまったのです」
後日、改めて設けられた話し合いの場で、安藤はAさんを「犯罪者」呼ばわりしたというから、その怒りのほどが分かる。ちなみに話し合いは安藤の提案で、彼女の親しいスタイリストとAさんの友人による“4者面談”の形がとられた。
たしかに、予定していたよりも実費が安く済んで、報告しなかった旦那さんにも非はあります。しかし、実のパートナーを犯罪者呼ばわりするのは流石にどうかと思います。結婚していても相手のことをまるで信用しておらず、片方だけがお金に細かすぎる結果、引き起こされた離婚劇なのだと言えるでしょう。
私は常々主張しておりますが、結婚をする上で、愛情はもちろん大切なのは”金銭感覚”だと思います。
もちろんお金に細かすぎるのが悪いというわけではありません。私の友人にも、食事に行った後で領収書をもらって一円単位で割り勘するためにメモをする習慣がある夫婦がいます。これはそこまで細かいお金の計算が嫌いな人にとっては、「息苦しくてありえない」と思うかもしれませんが、夫婦がお互いにそういう細かい金銭感覚を持っているからこそ、仲良く成り立っているのだと思います。
しかし、片方だけが金銭感覚に細かくて、片方は大雑把という夫婦では絶対に長続きすることはありません。それならまだ、夫婦ともに浪費癖があるというケースの方が結婚生活は上手くいくはずです。
こういう意見の食い違いを事前に見極めるためにも、付き合っている間にお金についてよく話し合って認識を合わせておいた方が良いだろうと思います。知り合って3ヶ月では流石にお互いがそこまで見抜くことはできなかったはず。だからこそスピード結婚をしたカップルはスピード離婚をするケースが多いのだと思います。
お互いが無駄な時間を過ごさないためにも、金銭感覚のすり合わせは、結婚する前に終わらせておいた方が無難かもしれませんね。