日経新聞によると、マネックス証券は7月、1株から取引できる「単元未満株」について、国内銘柄の買い付け手数料を撤廃する。大手インターネット証券では初めて。手元資金が少なくても株価の高い銘柄を少額から投資しやすくする。投資初心者など資産形成層の需要を取り込む。

日本株は米国株と違って、取引をするのに最低単元というものが設定されています。100株で一単元というケースがほとんどで、100株単位でなければ株を買うことができませんでした。
しかし、最近では、単元未満株を取り扱う証券会社も増えてきて、日本株でも柔軟な取引ができるようになっており、非常に進歩したなと思っていました。
ただ、日本株の単元未満株を買おうとした場合、手数料が割高になってしまうという点が難点ではありました。
マネックス証券はこれまで他の大手ネット証券と同水準の手数料を設け、最低で税抜き48円、料率を同0.5%としていたのですが、来月からこれを完全に撤廃するということで、他社に先んじて手数料を引き下げようと努力し続けるマネックス証券さんの企業努力がこうして顧客に返ってきているんだろうなと思いました。さすがマネックスさんですね。仮に今から新しく株式投資を始めるなら、マネックス証券さんは有力な証券会社だと思います。
またしても他のネット証券さんは、マネックス証券さんに追随する形になるのかと思いますが、年齢に関わらず全ての人が買い付け手数料を支払わずに取引ができるというのは素晴らしいことですね。少し贅沢だとは思いますが、米国株も取引手数料を撤廃してくれるか、もう少し安くしてくれればとてもありがたいなと思います。大手ネット証券各社様には頑張っていただきたいところです。
また、少額取引をしやすいということで注目されていたネオモバやLINE証券といったサービスも結構窮地に追い込まれるんじゃないかなと思います。
まあ、ユーザーとしては、サービスがよくなるのは非常にありがたい話であり、手数料が安くなればなるほど、リターンにも少なからず影響してくるものだと思います。継続的にかかる手数料ではないものの、やっぱり購入時の手数料がかからないだけで、コンマ数%のプラスにはなるわけですからね。
あー 本当にネット証券各社が、米国株の手数料にもメスを入れてくれるのが待ち遠しいです。次こそは、メインで使っているSBI証券や楽天証券といった大手ネット証券会社が真っ先に手数料の引き下げ合戦を繰り広げてくれることを祈るばかりですが・・・次もまた、マネックス証券がはじめに手数料を引き下げるんだろうなと思います。
今から投資を始めたいという人であれば、マネックス証券さんは、非常に素晴らしい証券会社だと思います。積極的にユーザーの声を聞いて取り入れてくれるあたりに大変将来性を感じます。
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