【朗報】個人投資家の2020年の運用成績、6割がプラスになった模様。

投資実務
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日経マネーが毎年実施している個人投資家を対象とした調査によると、約6割の個人投資家がプラスのリターンを得ることができていたことがわかりました。

調査対象となった有効解答は2万5544人と言うことですから、かなり精度の高いアンケートであると考えられるのではないだろうか。2020年はコロナウイルスの蔓延に始まり、『失われた1年』だったと思いますが、後から振り返ってみれば、投資をしていた個人の6割が儲けることができたと言う、実に投資家に優しい一年間だったと言うことがわかります。

それもこれも、コロナショックの影響で大きく株価が下がった昨年3月以降、1年以上かけて株価が上昇した相場に乗ることができた投資家が数多くいたからだと思います。

事実、日本株市場も30年以上ぶりの日経平均株価3万円台に大きく沸きましたし、米国の主要株式指数に至っては、回復するどころか、史上最高値を大きく更新する結果になりました。

個人投資家の中には、残念ながら昨年の2月から3月頃の株価の大暴落に耐えきれず、底値付近で株を手放してしまったという人も少なからずいるのでしょう。さらに悪いことにその後の回復基調の中でも疑心暗鬼になって再投資することが叶わなかったことから、リターンがマイナスとなった個人投資家も全体の4割程度を占めることになったのだろうと見受けられます。

しかし、過半数を超える個人投資家は下落した相場の中でもしっかりと保有株を握りしめ、下がる中でも優秀な株を買い増しし、その後に訪れた超回復の相場の中で、1年という短期間ではなかなかお目にかかれないほどの大きなリターンを得ることができたのだろうと私は思います。

株価が下がり始めると、急いで売り払うように警告してくるインフルエンサーなんかもいらっしゃいますが、本当に長期的に保有すべきだと思って買った株なら、1年やそこらで手放すのは何とももったいないと私は思います。

もちろん、買った時のアテが外れたと言うことで数ヶ月程度で手放すこともあるでしょうが、基本的には買ったらそのまま持ち続けると言うのが最も成功確率の高い投資の手法なんだと私はそう信じています。

あくまで今回の調査は、2020年の年間リターンを問われたものであり、金融政策のおかげでたまたま調子が良かった2020年の1年だけを切り取った記録ではありますが、これからも調整が入ったとして、既に優良株を持ち続けている個人投資家に株を手放すタイミングは訪れないのではないでしょうか。

特に、個人投資家が投資をする目的で最も多かったのは「老後の資産づくりのため」で4割を超えたと言うことですから、若年者ほど持ち株を頻繁に売買するのではなく、年単位で投資すると言う考えで資金を投じていった方が良いだろうと私は思います。

また、個別株がどうしてもリスキーだと感じるのであれば、運用成績がプラスだった人の投資スタイルで最も人気があった、ETFやインデックスファンドへの積立投資がベストなのではないでしょうか。

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