先日結婚を発表し、日本中を驚かせたお笑いタレントの有吉弘行さんが22日放送の「櫻井・有吉THE夜会」に出演し、1か月の生活費を明かす場面がありました。
ゲストで俳優の加藤清史郎さんが、将来のためにお金の使い方を教えて欲しいと言う発言に対して、「食費30,000円、交通費7,500円、自由に使えるお金:60,000円」と“財政事情”を公開。
共演者からは「絶対ウソだよ!」の声が飛び交ったが、有吉は「本当にこんなもんだよ。仕事のときは弁当あるしさ、食べても1日1000円くらい。結構歩くし、電車とかタクシー乗ってもこれくらいの感じよ。自由に使えるお金も今のコロナ禍だと、ほとんど何にも買わないからね」とコメントした。
今となっては超一流の芸能人となった有吉さんですが、猿岩石時代の若手の頃に、世界を旅して大ブレイクを果たした後から、15年ほど前までは完全にメディアから消えた”一発屋芸人”でした。
「地獄を見た」とも言われていた有吉さんですから、お金が無い苦労もかなりの間感じていたことだろうと思います。趣味も”散歩”と実にお金がかからないですし健康的。素晴らしいですよね。
また、元々の庶民的な感覚も未だ忘れておらず、今でも普通の人と言う印象を受けます。とはいえ、別に無理やり節約している数字というわけでもありません。堅実で、実際にリアルな生活費用がこれくらいなんだろうなと想像できます。
もちろん有吉さんは、推定年収数億円と言われているので、日本でも有数の高所得者だろうと推測されます。しかし、それでも庶民的であり続けたことが、ある意味では成功の秘訣だったのかもしれません。
人間というのは、どれだけお金があってもどこまでも求めてしまうものなのです。収入が増えても増えた分だけ贅沢してしまう生き物です。
本当に、心から命に関わるほどの貧しさを経験しない限り贅沢をし続けてしまうのです。有吉さんのように、長い間低迷する時期を経験したからこそ、今の地位にあっても、あぐらをかくことなく、一流であり続けられるのでしょう。
最近はかつてのような毒舌キャラも減りましたが、結婚してますます国民から愛されるタレントになるだろうと予測されます。
これからも第一線でのご活躍をされるでしょうが、どれだけ高収入を得ても、一般人の金銭感覚を忘れることはないだろうなと感じた次第です。我々も彼のような金銭感覚を忘れずに、日々暮らしていくのがベストだと言えるでしょう。