いつものように仕事が終わってネットサーフィンをしていると、とても興味深い記事を発見しました。
それは、「世の中お金じゃない」と主張する人ほど、実はお金に汚く執着心が強いという内容でした。
このように主張する人々は、もしかしたら儲かっている人への嫉妬心で言っているだけかもしれません。もしくはお金を儲けることの本当の喜びを感じたことがないだけかもしれません。
自分が儲かっていないから、お金儲けが尊いことだとは認めたくはない。お金を持っている人たちの考え方は、お金がすべてなのだと思ってしまうのかもしれません。
実際に、お金があればなんでもできるというわけではありません。お金がある=幸せかというとそうではないことが明らかとなっています。

ですが、世の中はお金じゃないと極論を言う人ほど現実が見えておらず、儲けていない人のように思います。逆に成功している人というのは、どんな形であれリスクを引き受けるという覚悟と選択をした人だと私も思っています。
そしてリスクテイクをしてお金を稼ぐことができている人ほど、世の中お金じゃないとは言いません。リスクを犯してまでお金を稼ぎに行っているわけですから、これは当然と言えるのではないでしょうか。
平常時には、「世の中お金じゃないよね」と言っておきながら、世界中の株価が好調な時には、「株でいくら儲けているのか?」と聞いてきたり、「株で儲けるなんてセコい」と主張する人を私も何度か見たことがあります。
世の中お金じゃないんじゃなかったっけ???って思いますね。

我々投資家はリスクを負って、身銭を切って日々投資に明け暮れています。株価が好調なときは資産も順調に増えますが、逆に不調になると、月収以上のお金が一気に消えていくこともよくある話です。
そのような日々の値動きに耐え忍んで、安くなったところでは積極的に買い増しをして、それで初めて資産を築いていくことができるのです。
世の中お金じゃないと言う人は、自らリスクを負うことを良しとしません。いつまで経ってもビクビクしながら貯金ばかりしているか、貯金もままならないと言う人ばかりなのです。
そりゃ儲けることはできないだろうなと思います。それでも良いと思えるならまだしも、他人が儲けることは許せない人ばかりなのでタチが悪いです。
本気でお金を稼ぎたいのであれば、リスクを負うことは必要不可欠です。何もしなければ貧しくなるのは彼ら自身が一番よく理解していることでしょう。
お金持ちになるために大切なことは、どんな逆境が訪れようとも、自分を信じてやり続けること。それだけだと私は思います。
