派遣会社に土下座をし何とか日払いをしてもらった。血と汗と涙の結晶4000円。皐月賞にぶち込み人生を変えてみせる。
— みさき座長 (@Rahotsu7) April 18, 2021
僕の目には勝機しか見えていない。退路などもとより不要だ。4000円を持って道を切り開く。#皐月賞 #ダノンザキッド pic.twitter.com/u2U6TjrOvT
結果↓↓↓
派遣社員として死ぬ気で働いて貰った前払い金4000円を競馬ですべて失ってしまった。
— みさき座長 (@Rahotsu7) April 18, 2021
来月の給料は、たぶん1万円も無いだろう。
この先どうやって生きていけばいいのだろう。
コロナが憎い。コロナが憎い。コロナが憎い。 pic.twitter.com/uKsBqz8A6i
ネット上の反応
『これは草wwww』
『ここまでくると同情もできない』
『なんで稼ぐためにギャンブルするの?』
毎週週末になると中央競馬が開催され、twitterなどでも競馬に関するツイートが流れてきたりします。特に先週末は、皐月賞という結構大きな競馬のレースがあったみたいで、賑わいを見せていました。
その皐月賞で、一攫千金を狙って人生を賭けたとある男のツイートがネット上で話題となっている。
私は本当に全く競馬については詳しくないのですが、ツイート主が派遣社員として働いて、無理を言ってまで前借りした4,000円を握り締めて皐月賞のレースに挑んだそうだ。
しかし、1番人気だったダノンザキッドは、下馬評の高さも虚しく15着という波乱の展開になってしまったそうです。
もちろん払戻金はなく、男性はなけなしの4,000円を紙切れに変えてしまっただけだということです。
ネット上の反応にもあるように、そもそもギャンブルで稼ごうという考え方が貧乏人の考え方であり、どんどん貧しくなっていくのがよくわかります。
それ以前に、1番人気だった馬のオッズは3倍程度になっており、例え4,000円を賭けて当たったところで1万円ちょっとのお金にしかならず、とても人生を逆転できるような金額ではないのですが・・・
人はお金がなくなると、理性的な行動ができなくなります。競馬の期待回収率はおよそ75%。確かに他のギャンブル と比べれば、お金が戻ってくる確率は高めです。
しかし、100円賭けても75円しか返ってこない計算であることは確かです。4,000円を賭ければ3,000円が戻ってくる計算です。これを見るとそのまま4,000円で生活費に充てていた方がまだマシだったんじゃないかなと思います。
また、来月の月収は1万円程度だということで、コロナによって仕事が減ってしまったのかもしれませんが、コロナを恨む以前の問題ではないかと思います。
ネタかとも思えるかもしれませんが、ギャンブルに狂った依存症の人たちは、実際に数千円しかない状態でもギャンブルにお金を投じてしまうものです。
そういう人たちにギャンブルを辞めさせるように説得するのもかなり難しく、割りの合わないギャンブルばかりするからいつまで経ってもお金持ちになることはできません。
もっと収入がなければ貯金や投資にお金を回すことはできないと思いますが、少なくとも彼らのように、『ギャンブルで一攫千金を狙う』という考えを改めなければ、いくら収入が高くても、人生を逆転できることはないでしょう。
当ブログをお読みくださっている方々は、自分の人生を馬と運に賭けるのではなく堅実にコツコツと資産形成をすることをオススメいたします。競馬をするにも、趣味の範囲に止めておきましょう。