定価850万→初値700万→現在1800万
ロレックス デイトナ アイスブルーダイヤ


定価350万→初値320万→現在930万
ロレックス デイトナ グリーン


定価380万→初値200万→現在1600万
パテックフィリップ ノーチラス ブルー


世の中は、異次元の金融緩和で”カネ余り”が続いている状況です。株や不動産、仮想通貨など色んな資産の価格が上昇している状況ですが、資産性のあるものは何でもかんでも暴騰している状況です。
私は20代前半の頃、株を買う反面、趣味として腕時計を数本持っていましたが、当時購入した腕時計もすでに2倍以上に値上がりしているものも見受けられる状況です。
高級腕時計は、新作が発表されると今までのモデルが絶版となることが多く、そう言った絶版の腕時計を中心に、中古品の奪い合いとなる世界ですから、どんどんどんどん価格が高騰していくものなのです。
中にはブランド力だけで、「どうしてこんな価格になってるの?」と思うような腕時計もありますが、純金やプラチナなどの貴金属や宝石をあしらっているモデルもあり、ブランド力だけでなく本当に価値のある現物資産として扱われる腕時計もたくさんありますよね。
無駄遣いせずに節約を心がけることで知られる、”投資の神様”ウォーレン・バフェット氏ですが、実は彼はロレックスの金無垢のデイデイトと言うモデルの腕時計を愛用しています。

バフェット氏は何十年も前からこのデイデイトを愛用しているということですが、節約家のバフェット氏にしては思い切った買い物をしたなと感じました。
しかし、このデイデイト、歴史的なプレミア度も相まって、購入した当時では考えられないほどの値上がりを見せているのである。まさに現物資産として価値があり、腕時計も本当に良いものを選べば投資になるということが分かります。
年々、高級腕時計の勢いは衰えており、今は高級腕時計のブランド全体の出荷数よりも、Apple Watchの年間出荷数の方が多いという状況で、腕時計を投資商品として考える層と、実用性・利便性を考える層に大きく分かれているということが伺えます。
私は高級腕時計を所有していた頃は、今とは違う満足感のようなものがあったので、興味がある人は数年の間持っておくだけでも良い経験なのかなと思います。
私も買ってから数年後に売却したら、買った時よりも高い金額で買取されるほど高騰していたので、まさに投資商品だなと感じたことを覚えています。
ただ気をつけてほしいのは、高級腕時計を売るときは、どうしてもお店に買い取ってもらうという形になってしまうケースが多いです。
高級腕時計のメインターゲットは中年以降の人たちですし、偽物も多く出回っているのが現状ですから、ブランドの高級腕時計をメルカリやオークションで取引するのはやはり怖いという気持ちは私も分かります。
ですので、小売価格が上昇しているからと言って、『自分の買値>お店の買取価格』となるにはやはり数年は寝かせておく必要があるのかなと思います。
それでも、高級腕時計に興味がある人にとっては数年間の間、所有欲を満たしてくれる上に、リセールでちょっとだけでもプラスにすることができるということでオススメの投資商品の一つだと言えるでしょう。
まあ、私はその間にもっと興味がある株式投資で着実に資産を増やしていったわけですけどね。。。