ブルームバーグの報道によると、国際通貨基金(IMF)は6日公表した最新の世界経済見通しで、2021年の世界成長率の予測を6%に上方修正しました。
IMFは1月にも今年の世界成長率予測を5.5%に引き上げており、3カ月で2回も上方修正したということだ。最新予測通りなら、40年余りで最大の伸びとなる見込みです。

ただ、昨年はマイナス3.3%の減少となるなど、今年の大幅プラスの見通しは昨年のマイナスの反動とも言えなくもありません。多くの先進国が22年まではパンデミック前の水準に戻らず、新興国や途上国がコロナ禍前の水準に戻るのは23年までかかるという予想です。
しかし、今年も6%、来年も4%を超える成長が見込まれるということで、いずれは世界経済は大きく回復することを示唆しているのです。
事実、2020年のコロナショックによって、我々の生活は大きく変化しました。特にコロナによる労働環境の発達と技術革新は凄まじく、10年以上はかかるかもしれなかったテレワークが一気に1年足らずで進歩しました。
コロナが訪れるまでは、決してテレワークが世界中に広まるとは思えませんでしたよね。私の記憶ではスマホですら登場から数年かけて浸透していったイメージですから、かなりの大きな変化だと思います。
さらに労働環境に徐々にAIも浸透してきており、実用性が高まっています。世界中の経済はこのような技術革新が発生して少しずつ成長していくことになるのです。
ただ、日本の低成長ぶりは変化ない点は少し残念なところではありますが、世界中の経済は安定の成長を見せてくれそうであり、この波に乗ることができるのが株式投資家なわけです。
これからもマイナスになることもあるでしょうが、世界経済は止まることなく成長し続けます。世界中の人間が、一斉になって経済成長を止めようとしない限り、それは避けることができません。
だからこそ、我々は世界中の有望な企業に投資をして、世界の成長に乗っかることで徐々にお金持ちになることを目指すべきではないでしょうか。
人類はコロナウイルスには負けません。今までもこれからも色んな病を克服して成長し続けてきたのですから、悲観的になる必要はありません。
株式投資家として、これからの30年、40年という期間の成長性に、私はベットしたいと思います。