株式会社エイチームフィナジーは、25歳から50歳の働く男女330名を対象に「副業に関する実態調査」を実施し、調査結果を発表した。
驚くべきことに、昨年3月から今年の2月までの1年間の副業収入について聞くと、21.8%の人が「副業収入が本業収入より多い」と回答したということだ。
それは控えめに言っても凄すぎるでしょ・・・!と思ったが、内容を見ると確かに納得でした。副業の内容を複数回答で聞くと、「株式投資」が44.8%で最も多かったということだ。
確かに株式投資も一種の副業といえば副業ですね。私自身は全くそんな意識がありませんでしたので、そう考えてはいなかったのですが、株式投資を副業として考えているなら、昨年3月から今年の2月までの期間で本業以上の収入を稼いでいても問題はありません。
私もこの1年ほどで含み益が大きく上昇し、本業収入を超えています。もちろん、利確をしていないので、絵に描いた餅なのですが、過去1年間を振り返ってみると大変素晴らしい市場環境だったと思います。確かに、副業で本業以上の収入を得ることができる人が2割ほどいてもおかしくないだろうと思いました。
それにしても、ポイントサイトや、FXなど結構色んなものに挑戦して副収入を得ようとしている人は多いという結果もよく分かりました。
しかし、副業を実行している人のうち、4割以上が株式投資を実施し、全体の2割以上が本業を超えるほどの収入を得ているというのは非常に興味深い話ではないでしょうか。
もちろん、本業を超える収入を得ていると答えた人全員が、株式投資で儲けているかどうかは分かりませんが、株式投資は大きな副収入を得る可能性が高い副業だということがお分かりいただけるでしょう。
しかもメリットはそれだけではありません。株式投資は、例えば”副業禁止”と言われる公務員の方でも認められる数少ない副業の一つです。まあ、時代にそぐわず公務員以外にも副業が禁止だという企業はまだまだあるわけですが、例えば事務作業や肉体労働などを本業以外にしてしまった場合、かなりの確率でアウトとなる可能性があります。
その点、株式投資はアウトとなることはありません。もちろん、自分が働いていたり、関係が深い企業の株を売買することは制限されますが、多くの人の場合、そういった関係で取引が困難になる程制限されることは稀だろうと思います。
副業をしている人たちが「本業に支障をきたさないようにする」(68.1%)、「過労に注意する」(45.7%)などという点を考慮していることからも、株式投資は非常に優秀な副業であることがわかります。まあ正直、株式投資で本業が疎かになるようであれば、その取引はおよそ間違いであることが多いです。日本株のデイトレードで本業を疎かにして、会社のトイレに立て篭もるような社会人以外は、株式投資で身を滅ぼすことはないだろうと思います。
正しく付き合えば、非常に素晴らしい副業となり得る、『株式投資』をぜひ、私は推し進めていきたいと思っています。