昨日 出金申請したgxtt、着金もしてないし。 キャンセルのメールもまだ来ない。
— eclipse (@eclipse36570247) March 23, 2021
GXTT、1週間出金できず😓
— もとき@ボードゲームと投資 (@Z5gSMBzcj3ueorT) March 24, 2021
画面に表示されてるビットコイン数をアドレスに送金するだけの、しかもいままで出来ていたことが、何故こんな長期間対応できないのでしょうか。3日もあれば十分対応できるはずなので、何か思惑があるのでしょう。
GXT、GXTTという投資案件が、一部の界隈で盛り上がりを見せている。私もよく分かっていなかったが、概要をまとめた情報を見ると、以下のような投資案件だそうだ。
✔ダイヤモンド、ブランド事業の物販事業投資(約7年前より既に稼働している実業です)
✔1アカウントあたり、500ドル~16000ドルで参加可能。
✔運用金額に応じて、最短120日~最長180日で元本回収が出来る。
✔事業配当はGXTTというUSDとペッグしたステーブルコインでもらえる。(1GXTT=1USD)
✔平日いつでも出金申請可→翌営業日(平日)の夕方に着金。
✔出金手数料は週1回なら5%。週2回は10%、週3回15%、週4回以上20%~で、出金回数のカウントは毎週水曜日にリセットされる。
✔運用期間の目安は2年を予定(2022年2月に募集終了予定)
✔2年のプロジェクト終了後、GXTTは取引所コインとして上場予定。
GXTとのスワップ交換も可能になり、キャピタルゲインも見込める。
2020年8月追記※
現在、金融事業が急速に進展しており、GXTTの上場はかなり前倒しになりそうです。早ければ年内に国家取引所の基軸通貨として稼働しはじめる予定です。
これを見ても『なんのこっちゃ?』という感じだったのでさらに調べると、出資金をダイヤモンドやブランド品などの仕入れに利用し、そこから出た収益の一部を配当金として受け取ることができるというものらしいです。
そして、その配当金は、GXTTと呼ばれる、米ドルに連動した仮想通貨で支払われるという案件のようです。さらにさらに、GXTTは、この投資案件が終了したらビットコインなどと同様、取引所に上場し、GXTT自体からもキャピタルゲインを得ることができるというものだ。
その中身はともかく、配当金の利回りがかなり高額だということで話題を呼んでいます。1アカウントあたり、500ドル~16,000ドルの投資が可能となっているのだが、配当実績は以下の通りとなっているとのことだ。
500ドル→月83ドル
4,000ドル→月800ドル
16,000ドル→月4,000ドル
つまり、500ドルの出資でも、毎月16.6%の配当金が得られるということであり、4,000ドルの出資では月利20%、最大で16,000ドルの出資では毎月4,000ドルの配当がもらえるというのだから驚きである。月利25%という異常なまでの配当が魅力ということで人気を博しているようだ。
しかし、蓋を開ければ、当然こんな高配当がいつまでも続くわけはなく、出金申請をしたGXTTが着金しないというツイートが話題となりました。
もちろん、着金しないというツイートと同様、着金しました!というツイートも見かけるので、どちらが本当のことを言っているのか、どちらがステマ要員なのかは分かりませんが、普通に考えれば、毎月投資金額の25%もの利回りを期待できる案件なんてあるはずがないのが分かります。
本物の詐欺師は、一度現金を支払って信用させてから、さらに多くの金額を騙し取ろうとすると言います。つまり、
少額の投資をさせる
↓
少額の配当金を支払う
↓
信頼を得てから多額の投資を誘い込む
↓
全額持ち逃げする
このような流れが、本物の詐欺師の騙し方だそうです。一度お金を見せつけてから本格的に騙すという流れは、心理学的にも非常に有効なんだそうです。一度儲かれば誰しも期待を持って大きな金額を賭けたくなるものですからね。
いつまで経ってもこのような初歩的なポンジスキームに騙される人は後を断ちません。なぜかは分かりませんが、理論的に考えれば無理だろうと思う投資案件も、実際にお金を見せつけられると論理的には考えることができなくなるものです。
投資とは名ばかりで、このような無茶な案件は決して投資とは言えないものだと理解していても、お金に目が眩んで騙されてしまう人が後を絶たないのです。
無事にお金が戻って来れば幸運ですが、多くの場合元本を回収する前に雲隠れされてしまうのがオチです。
死ぬほど分かりやすいような詐欺にも騙されてしまうのは完全に自分自身の責任問題だと言えるでしょう。
このような詐欺に騙されないようにも、最低限のマネーリテラシーをつけるために勉強することが大切だと言えるでしょう。