今回もブログのネタになりそうな記事を探していると、とても興味深いコラムを発見しました。

元・超浪費家だったと言う方が年間100万円の貯金に成功したステップというもので、昔は浪費家だったという人が実践して貯金することができたプランなので誰にでも成功する可能性があるため非常にためになる内容だと思いました。
今回は、元・浪費家の方から学ぶ貯蓄体質の作り方を学んでいきましょう。
ステップ1:ATMは月に1回
浪費癖がある人あるあるなのですが、毎月何度もATMに足を運んでお金を下ろすという行動習慣がついてしまっている人が多いです。
そういう人ほど、”現金派”であることも意外なのですが、手元のお金が無くなるたびに銀行口座から現金を下ろすというのは、完全に予算を組み立ててお金を使うという計画性が無い証拠なのです。
光熱費や通信費などを口座引き落としにしているかたは、その分だけ残してあとはすべて引き出します。何度もATMに行くよりも、月1回と決めることでムダな手数料や時間を省くことができます。
私の場合はそもそもほとんどお金を下ろさずに、キャッシュレス決済にしていますが、現金を下ろすことは滅多にしないようにしています。無駄な手数料を銀行に払っているようでは、いくら貯金してもお金が増えることはないでしょう。
ステップ2:先取り貯金を入金
収入が入ったら、まず初めに貯金額を差し引きするというのは鉄則です。私も投資に回す資金はまず初めに天引きするようにしています。
そして残ったお金で生活することを心がけるのです。差し引きの方法は、例えばつみたてNISAで毎月3万3,333円の積立投資をするという形でも構いません。毎月貯金や投資など、資産になるようにお金を残しておくことを続ける必要があるかと思います。
家計管理初心者の人は、まずは月収の10%を目標にして、貯金用口座や投資信託などに資金を投じていくことをオススメいたします。
ステップ3:週単位でやりくり費の予算を決める
家計の管理ができていない人は、大抵の場合、1ヶ月という期間で区切って家計を見ても、反省点が浮かび上がってこないことが問題なのだと思います。
1ヶ月というのが長すぎるのであれば、1ヶ月の予算を1週間ごとに細分化して進捗状況を確認するのがベストだと私は思います。
特に食費などは1ヶ月で決めた予算を週単位に分けることで、いくらずつ使って良いかというのを振り返りやすくなります。
毎週週末に振り返ってきちんと予算を達成できたのか?ということを確認するだけでも、かなりの効果を生み出すのでは無いかと思います。1週間でも長ければ毎日費用チェックをすれば良いですし、自分が無理せずに続けられる単位で費用管理をしていくことをオススメします。
ステップ4:支出は1週間ごとに振り返る
自分が管理しやすいように、予算を組むのは当然ですが、ただ予算を組むだけなら何の意味もありません。予算と実績を比較して、予算を達成できたのか?を振り返る必要があります。
支出の内容は、それこそ1ヶ月分丸々を月末に振り返ろうとしたら、基本的には月初に何を買ったのか?なんてことは忘れてしまいがちです。
だからこそ、できるだけ記憶がある間、毎週出費の内容を把握して確認し、予算を見直していくことが必要なのだと言えるでしょう。
ステップ5:週予算で余ったお金は財布から取り出す
予算と実績を比較したとき、プラスになっていることも多々あると思います。毎週赤字になってしまうのであれば、もしかしたらそれは予算が厳しすぎるという可能性もありますからね。現実的な予算案を組み立てていた場合、赤字の週もあるでしょうが、黒字が出ることも多いはず。
もし毎週の見直しで黒字になった場合も、翌週に繰越はせず、黒字分をプールすることで、貯金に回すこともできますし、特別な出費があるときにはそのお金を回すこともできるはずです。
予算をブレさせずに、毎週黒字化を目指すことで、小さな金額でも積もり積もって大きなお金になっているということはあり得ますから、日々意識をしていくことで年間100万円という貯金も無理なくこなせるようになるのでは無いかと私は思う次第です。