ALL CONNECTが、全国の20歳~59歳の男女を対象に、新生活のタイミングで見直しを行いたい家計の固定費に関する調査を実施したところ、「家計の中で高いと感じる固定費」と回答した人が全体の50.6%と過半数を超えたことが明らかになりました。

また、「家計の中で見直したい固定費」に関する質問を行ったところ、「スマートフォン・携帯電話通信費」と回答したのが、全体の47.5%、次いで「インターネット回線通信費」の39.8%となったということだ。
しかし、「家計の中で見直したい固定費」で「インターネット回線通信費」を見直したいと回答した人の約9割が今すぐに行動に起こすつもりはないと回答したということだ。スマホと違って、今でもインターネットの通信費は解約費用や乗り換えの費用がかかることがネックとなっているという。
確かにスマホと違って、インターネット通信費はいまだにあまりメスが入れられておらず、手数料が高いイメージですので、あまりめったに乗り換えをするという印象はありません。
幸い、私の住んでいるマンションでは、無線wi-fiが使い放題で、家賃に含まれているので、インターネット通信費は気にしていませんが、自宅に有線でネット回線を引いている人などは何年も見直しをしていないという人も多いのではないでしょうか。
インターネット通信費の乗り換えは確かに少しハードルが高いですが、今の時代、価格の比較サイトなどを見てみれば、割安なネット環境を整えるのは非常に簡単だと思います。解約費用なども調べればすぐに検算することができるはずですから、手数料を支払ってでも乗り換えた方がお得なのか?また、乗り換えることで接続が不安定になってイライラするなど、精神衛生上問題はないのか?などという点をよく調べてみることをオススメしたいと思います。
インターネットに比べて「家計の中で見直したい固定費」として多かった「スマートフォン・携帯電話通信費」については、大手キャリア各社も本腰を入れて価格競争を始めた結果、かなりお手頃な価格に下げることができました。
にも関わらず、6割以上が乗り換えを検討していないという調査結果も出ています。

私はすでにahamoなどの割安プランよりも割安なMVNOのプランに加入していて、それで十分に足りるので、乗り換えをするつもりは全くありませんが、今でもスマホ代が高いと感じている人でも半分以上は乗り換える意思が無いと主張しているのです。
スマホの場合は、手数料なども一昔前に比べればかなり抑えられており、今でも高いスマホ代を支払っている層であれば確実に安くなるというのに、行動を起こさないという人が大半なのは驚きを隠せません。
こういう乗り換えなどの契約関係は、正直言って分かりづらいしめんどくさいです。めんどくさいからやらないという人はかなり多いのではないかと思います。
ですが、めんどくさいから倍以上の料金を支払いますというのは、完全に損する思考回路だと思いますし、乗り換えの手続きなんて、ほんの数時間ほどめんどくさい思いをすればいいだけなのですから、どれだけめんどくさがりが多いんだと感じてしまいます。
結局は、やるかやらないかなので、お得なサービスを活用できる人たちは、これからもどんどん得をしていくことになるでしょうし、そうでない人たちは高い料金を平気で払いながら、「お金がない」とむせび泣くことになるのです。
通信費は、固定費の中でも最も見直しがしやすいジャンルだと思います。家賃を見直すには引っ越しをする必要がありますし、他のサブスクリプションも、本当に必要なものに絞れば、それ以上はどう頑張っても節約することはできないと思います。
だからこそ、絶対に必要不可欠な通信費こそ、アンテナを高く張って、より安くて快適なサービスを受けることができるように行動を起こすべきではないでしょうか。私はそういう基本的な節約は純粋に心がけるようにしています。これからも行動を起こし続けて、損をしない人生を送りたいと思います。