【悲報】コロナバブルでお金の価値は低減する。インフレに備えるための行動が必要

投資の考え方
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東洋経済オンラインに投稿された経済評論家・山崎元さんのコラムによると、コロナバブルでお金の本当の価値は減っていると言うことだ。

コロナバブルでお金の本当の価値は減っている | 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
先日、ある媒体で株価のバブルをテーマにした座談会に参加した。「株価はバブルであり、バブルの最終局面にある」とする弱気派の論者と、「一流企業は健全であり、各国の金融財政政策も現状が継続するはずだから今…

山崎さんが株価のバブルをテーマにした座談会に参加した際、昨今の株高に関して、バブルはまだ続く派と、そろそろ終焉する派に分かれたそうだが、識者の間で一致した意見が、今回のバブルの原因が「金(カネ)余りによる株高説」であるという点です。

1980年代後半の日本のバブル時代にも『金余り』と言う言葉が発生し、株や不動産に大量の資金が投じられ、バブル的な投機ブームが訪れました。当時を知る方々は、口を揃えて、「あの時代が一番よかった」と語るように、とても景気の良い、実体経済を伴ったバブルだったと言われています。

今はまだバブルじゃないと語る層のほとんどが、「バブルの実感がない」と言うことを根拠にしていますが、いくら株高が訪れて、バブル相場になったとしても、日本人がかつてのバブル期のように羽振りの良い時代が来るとは思わない方が良いだろうと私は考えています。

日経平均株価が例え上昇したとしてもそれに投資をしているのは、日銀や政府関連者と海外のファンドマネージャーだけですから、いくら株価が上がったところで、日本人が日経平均株価のバブルに便乗することはあり得ないわけです。

少し話がそれましたが、現在のコロナバブルがおそらく中盤〜終盤に差し掛かっているというのは多くの識者が感じているところで、コロナによる不安が解消されれば、株価はある程度下落し、あるべき位置に戻るのだろうと感じています。

もしもコロナ騒動が収まれば、今の貨幣はドルやユーロ、円に至るまで紙切れになるという極論を掲げている経済評論家もいるわけで、それだけ金余りが深刻であると言えるでしょう。

「お金が余っているのに、どうして庶民はお金がないの?」と聞かれると、単純に「正しく行動をしていないから」という回答になります。どれだけ世界にお金が溢れようとも、行動をしない人にお金が巡ってくることはありません。サラリーマンとしてのあなたの収入は、何も行動をしていない限り、毎月決められた金額に過ぎないわけです。

ですが、お金が余っているということは、相対的に物価が上がる、つまりインフレが進むことになります。物価が上がるというよりは、お金の価値が下がっていると言った方が正しいでしょうか。インフレとは、お金の価値が下がって購買力が下がることを言いますからね。

貯金はノーリスク論者は、インフレを考慮できていないから問題なのです。例えば100年前の1円は、今の価値で言うと、550円ぐらいの価値があると言われています。つまり、1921年時点の1万円は、今で言うところの550万円相当に当たると言うわけです。

これを逆に考えてみると、100年間で現金の価値は550分の1に低減したことになります。今現在、550万円の貯金があったとしても、もしかしたら、100年後には今で言うところの1万円程度の物しか買えなくなるかもしれないと言うことです。

対して、現在の普通預金口座の金利は、ほとんどの銀行で0.001%です。550万円の預貯金に1年間に付く利息はわずか55円、単純計算で10年で550円、100年経ってもわずか5,500円です。

とは言っても、100年前には利率がもっと高かったから、預貯金でも資産を形成することができたはずだ!と主張する声もあるかもしれません。

そんな方には、明治時代に実際に発行された「100年定期預金」と言う金融商品の逸話を紹介したいと思います。

明治33年(1900年)、大日本帝国は、「100年定期預金」は、「1円」の価格で発行しました。
満期を迎える100年後には、1円が1万円になるというものです。100年で元金が1万倍、年利に換算すると9.75%という破格の高利率の商品でした。株式投資のリターンがせいぜい6%前後と言われていますから、いかに破格かがわかりますよね。

1920年頃の1円は550円だということを先ほどお伝えしましたが、1900年頃の1円にはもっと価値があり、1円が今で言うところの5,000円程度の価値があったと言われています。

つまり、明治中期の日本人にとっては、この「100年定期預金」は100年後に今で言う5,000万円を”確実”に受け取ることができる夢の金融商品だったわけです。

当時、代々不動産屋を営む男性がこの定期預金を数口契約し、息子のためにと証書を残してくれたそうです。そして、その息子さんもすでに80歳を超えた、西暦2000年。満期を迎えた定期預金の価値がいくらになっているか、銀行に問い合わせたそうです。

もしかしたら評価額が5,000万円になっており、80代のご老人の充実した老後生活に充てることができたのでしょうか・・・?

・・・まさか!

銀行から返ってきた返答は、たった一言。

『額面は1万円ですので、換金額は1万円です。』

先にネタバレしておりましたが、『満期を迎える100年後に1円が1万円になる』と言うのが100年定期預金の前提です。大日本帝国は敗戦によって解体され、日本国になってしまいましたが、予定通り約束は果たされました。

しかし、インフレによって、100年後には1万円では1ヶ月の生活費にも満たないほどに貨幣価値は下がってしまったのです。

結局男性は換金せずに、この歴史的価値のある定期預金の証書を市に寄贈したということです。

さて、このことからも分かる通り、高金利だった頃に貯金をしていても、必ず大金持ちになれたというわけではありません。インフレに対抗するには、預貯金をしているだけではどうしようもないわけです。

そのインフレに対する対抗策としてもっとも有効なのは株式投資だと言われています。株式投資のリターンは『せいぜい6%前後』だと言いましたが、これは、”インフレ調整後”のリターンが6%前後だと言われています。

つまり、インフレによって貨幣価値が下がり、物価が上昇した分に加えて、平均で年率6%前後のリターンが見込めるのが株式投資の素晴らしいところです。

これはごく自然なことで、インフレによって、企業が販売する物の値段も上昇するため、その物価上昇が株価にも影響を及ぼすためインフレ+αのリターンが株にはついてくることになるわけです。

もちろん、市場環境が悪化したりすることで株が不当に安く売られてしまうことはありますが、基本的には株価が大きく調整したとしても、業績次第で回復していくものなので、倒産しない優良株を掴んでいれば、長期的には大きな成長の波に乗ることができるというものなのではないでしょうか。

そして、その長期間、株価が良い時も悪い時も買い支えていた投資家たちにこそ、大きなリターン得る権利があるというものであり、株式投資はインフレにも決して負けない金融商品の一つだと言えるわけです。

大きなカネ余りが発生している現状も、お金の価値がどんどん下がっていることは否定のしようがありません。ですから、そんな時にこそ株式投資を通じて、しっかりと資産形成をしていく必要があるのではないでしょうか。

投資家は着実に資産を増やしているのですから、何も行動に起こしていない人が貧しくなるのは避けられようがないのです。

現実をしっかりと見極め、どうするべきなのかあなたの頭で考えて行動するべきだと私は心からそう感じております。

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