最近、株式市場は調整が入り始めています。NYダウは31,000ドルを割り、日経平均株価は30年ぶりとなる3万円台への回復を再び割り、28,000円台に突入しています。


最近は株式投資がテレビで取り上げられることが増え、株式バブルもそろそろ終わりかな・・・という様相を見せていました。



私は株価が下落しようが上昇しようが、何の問題もなく、淡々と投資を続けていくつもりですが、最近の”投資ブーム”で投資を始めた人たちは、早速の下落相場に慌てている人も増えているかと思います。
そんな中で、「株初心者がメンタルをやられる原因と鍛え方」についてまとめた記事を発見しました。
元ネタによると、「株で負け込みメンタルがやられた」人の2つの問題は以下の通りだということだ。
1. メンタルがやられる時点で運用法に対する理解が甘い
2. 大して経験もないのにリスクを取り過ぎている
1つ目の原因は「運用法に対する理解が甘い」です。株にリスクはつきもの。だからリターンを得る反面、「損をする」可能性があることは誰でも想像がつきます。ですので、損をするという可能性をある程度頭に入れておくのが必要だとは思います。
ただ、その損失が自分の許容範囲を超えてしまうから、メンタルがやられてしまうのだと思います。長期投資を考えているのか、もしくは短期的な目線で投資を重ねていくのか、というだけでも投資方法は全く違います。しかし、一時的な下落で長期投資目的の株を売り払ってしまったりすることは非常にもったいないと思います。
だからこそ、自分のリスクを超えるような投資をすべきではなく、どんな市場環境においても、安心して持ち続けることができるポートフォリオで長期投資をすべきだと言えるのではないでしょうか。
2つ目の原因は、前述の通りですが、「大して経験もないのにリスクを取り過ぎている」ことが原因だと言えるでしょう。長期保有をし続けるとしても、それなりの経験が必要で(というか、長期投資をしている時点である程度の経験があると思いますが)、そこまでいくと自分のリスク許容度を理解している人が多いかと思います。
しかし、経験もなしに、すべてを想定するのは理解していても実行するのは難しく、どんな天才であろうと、熟達していないことにいきなり大きく賭けるのは間違っています。
投資を始めてすぐに自分のリスク許容度を理解していない投資家が大金をかけてしまうと、思っていないほどの損失を被る可能性があります。
初心者ほど、急いでお金持ちになろうと考える人が多いです。メンタルがやられる人の根本理由は「欲張り」や「せっかち」だと言うことです。
初心者でも経験者でも自分のリスクを超える投資をしてしまった場合は損をする可能性が高いです。それをしっかりと頭に叩き込んで、これからも続く投資人生を歩んでいって欲しいものです。