【悲報】定年後、地方に引っ越した男性の悲惨な末路とは・・・

社会・政治
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現代ビジネスにとても興味深い記事が掲載されていました。

定年後、自宅を売って1200万円で「地方へ引っ越した」男性の「ヤバすぎる末路」(週刊現代) @gendai_biz
田舎の中古戸建てで1200万円くらいまでなら、自宅の売却益を支払いにあててもお釣りがくる。人生の終盤は、静かなところで悠々自適に暮らすのもいい—。しかし、いざ移り住んでみると、憧れと現実のギャップに愕然とする人が続出している。

株式投資を通じて資産形成をしている人の中には、悠々自適なリタイア生活を夢見ているという人が多いのではないでしょうか。最近、FIREの機運が高まっていることにも後押しして、仕事をしないで田舎でお金をあまり使わずにのんびり生活したいという声もよく聞きます。

最近では、テレワーク化が進んだこともあり、都心から地方に引っ越す人も増えてきていますよね。

ですが、あまり考えもなしに田舎に引っ越すのは、やめておいた方が良さそうです。

田舎の中古戸建てで1200万円くらいまでなら、自宅の売却益を支払いにあててもお釣りがくる。人生の終盤は、静かなところで悠々自適に暮らすのもいい—。

そう考えた70歳の神崎義雄さん(仮名)は一昨年、東京のマンションを売り払って富山県の中古物件へ引っ越したと言います。しかし、その判断は少し早計だったようです。

「私は四国出身なのですが、雪国の暮らしを舐めていました。特にこの年明けは連日、大雪が降って参ってしまいました」

神崎さんは夫婦で雪下ろしや除雪に四苦八苦し、最後は腰を痛めてしまったという。

「雪の中での車の運転にも、なかなか慣れません。まだ2回目の冬を越したところですが、思っていたよりもキツい。この調子では、冬が来るたびに憂鬱になりそうです」

ハッキリ言って、富山県というか日本海側に引っ越したとすれば、冬は大雪に見舞われるというのは、小学校で地理のお勉強をした小学生でも分かることかと思うのですが、そんな基本的なことでも考えが回らず、地方への引越しを後悔してしまっているということだ。

特に、老後に東京から知らない地方へ引っ越すというのは危険です。日本国内で東京よりも交通機関が発達している場所はありません。富山県の自家用車保有台数は、1世帯1.73台、ガソリン支出は、86,272円と共にトップクラスですから、車社会であることは明らかです。

車の運転をしなければ生活できないだろうし、ペーパードライバーで老後に足腰も弱まっていれば、楽しい老後生活を送ることは難しいかもしれません。

老後の生活という、ライフスタイルに非常に重要なイベントなのに、しっかりと調べることもなく憧れや良い面だけを見て行動してしまう人の多さにとても驚きます。

人間に必要なのは”想像力”です。想像力が足りていない人は、物事の良いところだけを見てしまい、余計な出費をしてしまうものなのです。例えばあなたは、何かモノを買う前にしっかりと考えているでしょうか?ダイエット器具をブームが来るたびに買い換える人とか、あなたの周りにもいらっしゃいませんか?

ダイエット器具は当然、買うだけで痩せることはありません。ですから自分がその器具を利用して痩せられそうなのか?というのを想像することは必要ですよね。なのに、それを使うという過程を飛ばして、それを使って痩せることができたという結果だけを見て買ってしまうから、余計なダイエット器具を買ってしまうということに繋がるのです。

ダイエット器具程度であれば、まあ立ち直ることができるでしょうが、中古住宅を買ってしまった場合は簡単に取り返しはつかないですよね。

お金を使う際には、一旦落ち着いて考えて想像することは非常に重要です。想像力の欠乏は、貧乏になりやすい人の特徴です。わざわざ富山に引っ越して「冬に雪で参った」とかいうのは想像力が欠乏しているなと言わざるを得ないですよね。

大きな出費をしてから、後悔してしまったなんてことにならないためにも、自らのライフスタイルを省みて、本当に『田舎でのんびり』が性に合っているのか、改めて考えてみた方が良いかと思います。

FIREを目指している投資家の皆様も、自分が本当にFIREというライフスタイルに合っている性格なのか、それが本当の幸せなのか。改めて考えてみることが大切なのかなと感じました。

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