【悲報】ボロ株投機家さん「オンキヨーが10円から30円まで回復!?これはミラクルあるで!全ツッパや!」→現在

投資の考え方
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1500円→10円→30円→15円 

彡()()オシッコショワワワワ… 

引用元:http://ideal2ch.livedoor.biz/archives/85255022.html

先月、債務超過で上場廃止になる可能性があるということでネタにした日本のボロ株、オンキヨー(現・オンキヨーホームエンターテイメント)ですが、一時的に株価が14円から30円近くまで、2倍ほどに上昇するケースがありました。

【悲報】最大利回り35%越えの日本企業、上場廃止の危機に陥る…
朝日新聞の報道によると、20年3月期に33億円の債務超過に陥り、経営再建中のオンキヨーホームエンターテイメント(旧オンキヨー)が12日発表した2020年4~12月期決算は、純損益が33億円の赤字だったということです。オンキ...

しかし、それも束の間の話。株価は再び15円と元の鞘に戻ってしまいました。以前も記事にした通り、オンキヨーはコロナが流行するよりもかなり前から赤字が慢性化しており、「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン)(GC注記)」の常連企業です。

GC注記が付いたからと言って必ず上場廃止するわけでは無いですが、上場廃止した企業はほとんどがGC注記が付いていたというデータもあり、投資家としてはあまり近づくべきではない企業だと言わざるを得ないのです。

投資金額に対して、もらえるクオカードの金額が大きいので、隠れ高配当銘柄として有名だった同社ですが、債務超過による上場廃止の恐れがあるという報道の後は、結局外資ファンドによる援助を受けるという選択肢を選んだようです。

「自助努力のみでの改善は困難」と言っていたのはその通りなのでしょう。以前の記事にもあったように、今回の援助によって、議決権がある部分で7割程を、外資のファンドがグリップする形になる模様です。

今回の上場廃止を回避できるという期待で株価が一時的に上昇したのでしょうが、ハッキリ言って焼け石に水。本業には改善の兆しが見えず、だからなんだという状態です。

ボロ株というのは、確かに一時的に株価が大きく上昇する可能性があります。単価が安いので大量に株を買うことができますので、一円でも株価が上昇すれば大きな利益を得ることができるため、このようなボロ株を専門に取引する人がいるのも事実です。

しかし、ボロ株がボロ株であるのには、やはりちゃんとした理由があるわけです。オンキヨーの場合は、シンプルに『業績が悪く、改善の見込みがない』という最悪の理由です。

そんな株に投資するのは、投資の原則からすれば賢い選択だとは言えません。最近流行している『小型グロース株投資』も、まだ投資として見込みがあるのは、これから成長していく可能性が高い期待の企業だからなのです。

すでに斜陽の、これから消えていく企業には、当然ながら将来性はなく、「自助努力のみでの改善は困難」と言われているボロ株に投資するのは、ただのギャンブルです。

投資がギャンブルだと考えている人々がマネーゲームのために資金を投じているだけの企業に投資するような愚かな投資家は、当ブログをお読みいただいている投資家の皆様にはいらっしゃらないかと思いますが、投資していた企業が斜陽産業になってしまっていたというケースも往々にしてあり得ますので、投資先の業績チェックは欠かさないようにしていきたいものですね。

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