投資をするためには、資産運用に回すためのお金を生み出すことが必要不可欠です。そのために、収入を高めて、費用を抑えることが大切だというのは当ブログを通じて何度も主張している通りです。
節約については、まずは固定費を削減して、それから変動費は何を削減し、何にお金をつぎ込むかを個人個人が判断するのが大切だと言っています。
しかし、節約に関しては、他人にまで強要するのははっきり言ってケチとなりますからオススメしませんが、自分が楽しんでやれるのであれば、その範囲で頑張るのは良いことだと思います。
今回は、『ケチじょうずは捨てじょうず』の著者であり、1日1,000円で暮らしているという小笠原洋子さんの暮らしぶりを見てみようと思います。

彼女は30代で離婚後、一人暮らし。60歳で定年を迎え、現在は年金生活で買い物は1日1,000円で過ごす節約生活が好きで何十年も実践しているということです。
そんな彼女の節約ぶりは凄まじく、以下のような節約を自然に実行しているということです。
ティッシュは使わず、トイレットペーパーをおしゃれに代用
洗濯ばさみをクリップ代わりに使う
レシートの裏をメモ帳に使う
リップクリームは爪楊枝で使い切る
詰め替え用のシャンプーも、袋を切断し最後の一滴まで使う
歯みがき粉のチューブは切断して中身を出す
シャワーキャップを保存食品のふたにする
どれほどの効果があるのかはわかりませんが、最近私もトイレットペーパーをダブルからシングルに切り替えました。
関西ではシングルのトイレットペーパーが一般的なのですが、こちらにきてからはダブルのトイレットペーパーを利用していました。しかし、シングルのトイレットペーパーも見つけたので、そちらに切り替えたところ、トイレットペーパーの保つ期間が、倍以上に増えました。ダブルよりもシングルを利用することは心からオススメしたいところです。
それ以外も、クリップの代わりにわざわざ洗濯バサミを買う必要はありませんが、壊れたものでも他のものに再利用することをオススメされているように見えます。
レシートの裏はメモに使えるだけでなく、印刷面もガラスを磨くのに有効ですので、レシートも活用するのが真の節約家なのだろうと思います。
リップクリームも最後まで使い切るために爪楊枝まで利用するというのは徹底していますね。シャンプーや歯磨き粉と言った消耗品も最後の最後まで活用するというのは素晴らしい節約ぶりだと思います。
ここまでやれるかどうかは節約する本人が楽しめるかどうかが重要だと思いますが、楽しんで続けられる範囲であればやれるところまでやってみてはいかがでしょうか。