【考察】60歳までに1千万円用意するなら何歳が限界か。

マネー論
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私Yukiは、20歳から100万円の元本を元に米国株投資を始めて、10年で4千万円を超える資産を運用するまでに成長させることができました。今後、株価が下落したことで評価額が大きく目減りする可能性は大いにありますが、アッパーマス層も半ばまで来ることができたのはとても精神的に良いですね。

しかし、同年代でも全然貯金がないと嘆く人がいるのも事実です。30代では3割ほどの人たちが”貯金ゼロ”だと言う統計データもあるほどです。と言うより、どの年代でも”貯金ゼロ”の割合は3割前後存在しており、『貯金できない人は貯金できないまま年を重ねているのだな』ということがよくわかります。

そんな貯金できない人たちにぜひ見てほしい記事を見つけました。

35歳からでも1千万貯金のチャンス 60歳までに貯められる金額例 - ライブドアニュース
ライブドアニュースは、幅広いジャンルのニュースをいち早くお伝えします。わかりやすさ、読みやすさにこだわり、記事の核心をまとめた要約をつけています。

タイトルはズバリ、『貯蓄スタートの限界の年齢は何歳?』というもの。60歳の時点で1千万円の資産を築こうという前提で話されているので、もちろん60歳以降は貯蓄できるステージからはすでに降りていると想定されています。一般的には60代で定年を迎えますから、当然と言えば当然ですね。定年よりも前にお金を貯める習慣を始めておく必要があるのは言わずもがなだと思います。

それではいつまでに、貯金をスタートさせればいいでしょうか。

まず言えるのは、「始めるなら1日でも早いに越したことはない」ということです。とにかく、今月から始めてください。

はい。今月から始めましょう!解散!!

・・・というのでは少し味気ないですね。極論言えば、少しでも若い間から始めるのがベストではありますが、ご家庭の諸事情でなかなか貯蓄に回せないという人もいるでしょう。

とはいえ今月は無理かも。来月も大変だななどと言って、ダラダラ期限を延ばした結果、59歳で貯金を始めても貯められる金額はタカが知れています。そこで、ある程度まとまったお金を準備するのに、必要なタイムリミットを考えてみたいと思います。

元記事では、35歳スタートバージョン(60歳まで25年)と40歳スタートバージョン(60歳まで20年)の2つのパターンについて考察されています。

そしてここで重要なのが、貯めたお金を貯めるだけでなく、きちんと運用していることです。

例えば、35歳から25年間かけて貯金したお金を運用しながら貯めることを前提とすれば、年利1%というローリスク・ローリターンの運用でも、毎月3万円の貯金で1千万円のハードルを超えることができるということです。

そればかりか、年利4〜5%で運用することができれば毎月2万円の積み立てでも1千万円に到達させることができるという計算結果になりました。

対して、40歳からの20年間ということになると少し条件は厳しくなりますが、毎月3万円を年利4〜5%程度のミドルリスク・ミドルリターンの投資に回せば、達成できるかもというイメージですね。

もちろん、年利何%で運用できるか?というのは事前には分かりません。ですが、25年間という運用期間を設けることができるのであれば、平均年利4〜5%というハードルはそれほど高くは無いのかなと思います。

株式投資は長期的に見れば、日本株でも平均3〜4%、米国株で平均5〜6%前後のリターンが期待できますから、20年ほどの運用期間が見込めるのであれば、十分可能なのかなという印象はあります。

一応、かなり保守的に毎月3万円を平均リターン5%で運用することができると見た場合、およそ17年半で1千万円に到達することがわかりました。

だから、60歳に定年を迎える時、1千万円の資産が欲しいのであれば、理論上は42歳くらいには貯金を投資し始めないと間に合わないという話になります。

もちろん、これは理論上の話です。前述の通り、リターンがどれだけ期待できるかはわかりませんし、運用期間が短くなればなるほど、リスクも高くなるので、ハイリスクな行動を取らざるを得なくなってしまいます。

定年の年齢を65歳や70歳に延長して考えるということもできるので一概には言えませんが、『長期投資』が前提と考えれば、やはり40代の間には貯蓄と投資を始めることをお勧めしたいとおもいます。それ以降に始めるのも、何もしないよりは良いかもしれませんが、お金が貯まった頃には何も楽しめなくなってしまった・・・なんてことにならないか心配ですからね。

一番良いのは、結局『今すぐ始める!』ということなのかと私は思います。

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