【悲報】個人に人気の中国株、イーハンHDさん、不正会計疑惑でマネーゲームに突入。

投資の考え方
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最近話題となっている中国株の中でも、米国にも上場しており、将来性抜群の小型株として個人投資家に人気のあったドローンメーカー、イーハンホールディングスが今月16日、不正会計の疑いがあるとして、1日で70%近く株価が暴落するという事態に陥りました。

きっかけは、リサーチ会社Wolfpackが発表したレポートによるもので、主に『Shanghai Kunxiang Intelligent Technology Co., Ltdという架空の会社との売上を計上していた』というものです。それ以外にも色んな問題が指摘されていましたが、これを踏まえて同社の株価は120ドル台から1日で40ドル台へと大暴落するという事態が発生しました。

しかし、昨晩は一転、60%を超える上昇を見せ、株価は70ドル台まで回復。イーハン側が反論する姿勢を見せたこともあり、投資家が楽観視したのでしょうか。わずか数日で将来有望なグロース株から、マネーゲームの舞台に早変わりとなってしまったのである。

それでも過去1年間を見返してみれば、株価がわずか7ドル台だったこともあり、1年でテンバーガー以上にはなっているという状況です。

イーハンホールディングスのことは私自身もそれほど多くを知っているわけではありませんし、不正会計もレポートが出ただけなので真偽の程はわかりませんが、中国企業が不正会計に手を出す可能性は他の国の企業よりも多いという印象を私は持っています。

かつて”スタバを超える”とまで期待された中国のラッキンコーヒーの悲劇を覚えている人はまだ多いことでしょう。ラッキンコーヒーは、2019年5月にアメリカのナスダックに上場した後、1年も経たないうちに売上高の大幅な水増しなどの不正会計が露呈。2020年6月末に上場廃止となりました。その後、株主や転換社債の投資家が損害賠償を求めて複数の訴訟を起こしており、今月5日、米国の連邦破産法15条の適用をニューヨーク州南部地区連邦破産裁判所に申請したと発表しました。

不正会計の中国・新興カフェ、米国で破産申請 | 「財新」中国Biz&Tech
中国の新興カフェチェーン、瑞幸咖啡(ラッキン・コーヒー)は2月5日、アメリカの連邦破産法15条の適用をニューヨーク州南部地区連邦破産裁判所に申請したと発表した(訳注:同社によれば破産申請は経営再建プロセ…

上場からわずか2年足らずで、天国から地獄まで味わったラッキンコーヒーの顛末は、不正会計に手を出した事による自業自得としか言えないのですが、こと中国では小さい企業ほど不正会計に手を出して見栄えを良くしようとする傾向にあります。

私が以前勤めていたメーカーでも、上海と深センに工場と子会社があり、その子会社の決算を現地の監査法人に依頼していたのですが、それだけでは信用ができないので、半年に一度は本社から現地の子会社に監査と言う形で経理担当者が内部監査に行っていました。もちろんコロナ前の話ですので、今はどうしているか知りませんが、中国では賄賂や不正が当たり前のように横行しているため、そもそも倫理観に欠けており、日本からの内部監査が無ければ、日本の監査法人がOKを出してくれなかったのです。

まあ、それだけ事業に与える数字のインパクトが大きかったと言うことも考えられます。今の時代、中国を無視してビジネス展開をすることは難しいでしょう。リスクが高い分、確かなリターンも期待できる中国には魅力があるものの、致命的な毒を隠し持っている企業が多いのも確かです。

私も中国のアリババに少額を投資していますが、他にも中国だからこそのゴタゴタに巻き込まれることもありますよね。まさにハイリスク・ハイリターンな企業が多いと言えるのでしょう。

決算書類を見ていると、不正会計の疑いがあるかも?と言うような項目が伺えることもありますが、それも結局は後から見返せば、確かに兆候があったなと言う程度で、事前に素人が不正会計を疑うことはかなり難しいように感じます。

特にすごい勢いで株価が成長している小型のグロース株には、なぜか分からないけど上がってるから買っておこう!と言ういわゆるイナゴトレーダーが湧いて出るので、もしかしたら決算書なんて見たこともないと言う投資家も参加している可能性すらあるのです。

前から既にマネーゲームだったと言われれば否定のしようが無いですが、不正会計が事実にせよ間違いにせよ、これからイーハンホールディングスに投資するのは、完全な”投機”となるでしょう。買いに入るなら不正会計が事実無根の虚偽だったと言えるでしょうし、売りから入るならその逆です。

マネーゲームに参加するのは個人の自由ですが、非常にハイリスクですので、破産しない程度の資金で楽しむことをお勧めいたします。本当に不正会計があったとなれば、ラッキンの二の舞になるなんてこともあり得るのですから・・・

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