【考察】『時給制』で働く人が貧困になる理由とは。

マネー論
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日本に住んでいると、気付きづらいかもしれませんが、我々の周りには素晴らしいサービスが溢れていると感じます。近所のマクドナルドに行っても、お店はそれなりにキレイに掃除が行き届いており、安定したクオリティのバーガーが提供されますよね。私はメルカリの発送ぐらいでしか訪れませんが、コンビニだって常に数千種類の品揃えが維持されており、清潔な店内で買い物することができます。

そういった環境を整えてくれているのは、まさに時給制のアルバイトの方や、清掃員として日給で雇われている人たち、もちろん月給の正社員も含まれるでしょうね。いわゆる一般労働者の働きによって、日本の素晴らしいサービスは支えられていると理解しています。

時給で単純労働をしてくれる人がいるからこそ、世の中の便利なサービスが受けられることも事実です。しかし、世の中に何事かを成したいと思うなら、時給でお金がもらえるラクな仕事から真っ先に足を洗ったほうがよいと経営コンサルタントの午堂氏は主張している。

「時給制」で働く人が貧困化するワケ 成果にかかわらない賃金に問題 - ライブドアニュース
時給制の問題点は成果に関係なく賃金が支払われることだと、筆者は指摘した。忙しい店でもヒマな店でも賃金が変わらず、一生懸命働くことが嫌になるそう。「時間でお金をもらう」働き方はやめ、成果報酬の働き方に変えるべきとした

時給制で働く人々がいつまで経っても貧困から抜け出すことができないのは、ひとえに『新たな価値を生み出さない』からです。時給制の問題点は、あなたの仕事のクオリティや成果にあまり関係なく、賃金が支払われるということであり、多少の差はあるにしろ、少しくらいサボったとしても、たとえばコンビニで5時間働けば、5時間分の賃金が支払われます。忙しい店でも、ヒマな店でも、時給800円と決まっていれば、5時間で4,000円が支払われます。

この仕組みは、単純労働者を雇う雇用主が生み出した価値観であり、時給制に慣れてしまうと、どうやったら価値を出せるかを考え、一生懸命働くことがバカバカしくなります。

月給制の正社員だってそうですよね。例えばテレワークをしていて、極端な話、朝から1日中、お酒を飲んでいても、毎月25日になれば定額の収入が支払われるという生活をしている従業員ももしかしたらいるかもしれません。(というか確実にいます)

彼らには生産性はなく、自分で何かを生み出すということもないので、収入が劇的に上がることはありません。さらに言えば、そういう怠惰な社員は流石にいずれはクビを切られることになりますから、結果的に安定的な収入源を絶たれることにもなるでしょう。

お金持ちになるには、リスクを覚悟で、労働時間に関係なく成果でお金がもらえる人になることが大切だということです。クリエイター、自営業者や起業家は、いくら長時間働いても、それが売れなければ収入はゼロですが、逆に、1日1時間しか働かなくても、売れれば収入は天井知らずです。過去に生み出したストックが売れ続けるということで、徐々に収入が増加していくことでしょう。

月給制の安定的な正社員は、もちろん安定感があるので悪いことではありません。しかし、「時間でお金をもらう」という働き方からは1日も早く足を洗い、「自分が働いた成果でお金をもらう」という働き方にシフトしなければならないと午堂氏は主張しています。

そのため、今の時代であれば、副業で自分が働いた成果でお金をもらう、『成果労働』を体験するのが一番ではないかと思います。

もちろん、全ての労働者が副業をすることができるとは言いませんが、終身雇用がすでに過去の遺物となっている現在、副業を推奨している企業も少なくありません。副業としてコンビニなどで安定的な時給労働をするのも悪くはありませんが、インターネットを活用すれば、誰しもが成果労働を実現できるような今の世の中で暮らしているわけですから、何らかの成果労働に着手して自分の力でお金を稼ぐという体験をすべきではないかと思います。

そして自ら稼ぎ出したお金は『副収入』に分類し、資産を買うための余剰資金としてプールしておくのが良いかと思います。副業と投資の相乗効果で貧乏から脱出し、お金持ちへの一歩を踏み出してみましょう。

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