去年8月に280万円を元手に株を始めて、それが今12万円になりました!
— なおやん最バズ固定ツイ (@tomatoma708) February 3, 2021
この結果に正直自分でも驚いています。。
元手が小さいと意味がないという意見もありますが、とにかくまずはチャレンジすることに価値があると自分は思います!
ちなみに株やってなかったら280万210円になってたみたいです。
何をすれば去年8月からで負けるの、、、
— サーVIP@FF14 (@VIP18310219) February 5, 2021
昨年2月のコロナショックの暴落が、昨年3月頃に終わり、その後は様々なアセットが上昇するという強気相場に入っています。この1年間の間にも、新しく相場に参入してきたという人も少なくありません。
それでもほとんどの投資家さんたちが稼ぐことができている環境だと感じています。しかし、中には損失を被っている人もいるようです。この強気相場で280万円を10万円にまで減らしてしまうというのは、逆に才能かもしれません。逆に動けばかなりのプラスになっていた可能性が高いですからね。
しかし、相場の環境が良い時は投資初心者が相場に参戦し、相場の養分となるのはよくあることです。そもそも、個人投資家の8割近くはインデックス投資に勝つことができないと言われています。
環境がいいから大きく稼ぐことができる投資家がたくさんいるというだけで、日々の値動きを追って短期的な投資を続けていれば、遅かれ早かれ負けるか、もしくはインデックス投資よりは稼げなかったという結果につながりそうです。
ある程度儲かれば、株価が下がった時に手放せばOKという考え方もありますが、少し調整したところで手放して、その後再び上昇気流に乗った時には、すでに手放しているのに損をしてしまったような気になってしまい、少し精神的なストレスを感じます。また、もう一度上昇し始めたからと言って高値で買いなおしたところ、本格的な調整が入って、結果的に含み損を抱えてしまうということも、初心者あるあるですね。
短期投資を否定するわけではありませんが、誰しもが短期的なデイトレードで稼ぎ続けることができるわけではありません。多くの投資家たちは成長性のある個別株に年単位の投資をして資産を拡大してきました。投資のプロと言われるファンドマネージャーたちも本当に一部を除いては何年もインデックスを上回るパフォーマンスを叩き出せるわけではないのです。
今、株価が楽観的で上昇している環境で素晴らしいパフォーマンスを叩き出しているハイテク企業や、素晴らしいファンドも、数年後も素晴らしいリターンを生み出し続けると限りません。そして、どのファンドが市場を上回るパフォーマンスを叩き出すのかは、今の時点ではどう頑張ってもわかりません。
だからこそ、個人投資家たちは時間をかけて、インデックス投資に回帰するパターンが多いのです。私もインデックス投資を始めたのは、投資を始めてから5年目でした。それまでは個別株投資だけに資金を集中させていました。
しかし当時の、5、6年前と比べても、つみたてNISAが始まったり、買付手数料の無料化が始まったりと、インデックス投資を始めやすい環境が一気に整った感覚を覚えます。
だからこそ、今から投資を始める投資の方は、個別株投資も良いですが、資金の一部をインデックス投資に回して、時間をかけて資産を築き上げることも頭に入れていただくのが良いかと思います。
時間をかけずにお金持ちになりたいという人もたくさんいるでしょうが、投資の原則は時間をかけて少しずつ資産を拡大させていくことがリスクとリターンのバランスが良くて良いかと思います。短期投資はリスクが高く、素晴らしいリターンの裏には、大きな損失を被った人がいるということが今回のツイートでおわかりいただけるでしょう。
ご本人の投資への考え方次第ですが、インデックス投資による守りの投資もご自身のポートフォリオの一部に組み込むことをお考えいただければと思いました。