すでに先日、日本でも心電図(ECG)アプリが提供開始されました。

しかし米国では一足早く心電図アプリが提供されており、多くの人の命を救ってきたようです。とあるエピソードがAppleの公式サイトに紹介されています。

米国在住のボブ・マーチさんという男性は昨年、結婚17周年記念に妻のロリ・マーチさんからApple Watchを贈られました。普段から節約家で出費を嫌うボブさんには、健康のための出費を『未来への投資だ』と説明し、プレゼントしたということです。
そして実際にその言葉は現実のものとなります。ボブさんはとある日、リラックス時に心拍数アプリで測ったところ127拍/分を示していました。それは高い数値だったものの、偶々だとして済ませていたとのことです。しかし同じ日の後半、マーチ夫婦は不安定な心拍数の測定値にも気づきました。
それから数日の間、同じようなパターンが現われたため、心配になった妻のロリさんに促され健康診断に行ったところ、医師の診察を受けて即、救急車に乗せられてERに向かうことになったということです。
その後ボブさんは最終的には心臓の手術を受け、数ヶ月後には愛犬と一緒に走れるようにまで回復したということです。
この手のエピソードは他にもたくさんあるようで、Apple Watchが人類の心臓を見守ってくれるほど世界中に普及していることが伺えます。
日本でもアプリが提供開始されたことで、同じような事例が今後増えていくかもしれません。日本人の死因には、『心疾患』は常にトップ3には入るほどの深刻な症状ですからね。
Apple Watchと心電図アプリは、健康診断で仰々しく取り付けられる心電図を1日中手軽につけることができる機能のようなものですから、老若男女問わず、Apple Watchはオススメだと言えるでしょう。むしろこういう新しい機器に疎いお年寄りの方が恩恵を受けることができるかもしれません。
私自身も入浴中に充電をして、それ以外の時間はほとんど身につけるようになったApple Watchですが、仕事中でもつい座って作業に集中してしまいそうなところ、そろそろ立ち上がった方が良いよ!と教えてくれたり、小さな気遣いがApple Watchからは感じ取ることができます。
お昼休みや仕事終わりの時間に少しばかりウォーキングをするという習慣も身につきました。何もなくてもやるべきことだったんですが、Apple Watchを身につけるようになってから、明らかにこの良い習慣が身につくようになっています。
これからの時代は、Apple Watchで自らの健康管理をするというのが当たり前になっていくのかもしれません。Apple Watchは、腕時計というジャンルとしては、それほど高額というわけではなく、また値段の割には様々な機能が付与されており、このように徐々に使い勝手が良くなるようにアップデートされる面から見ても、非常に買いだと思います。
実際にApple Watchは世界中で爆発的に売れており、好調なアップルの業績を下支えしてくれていると思います。安いとは言え数万円程度するため、一見避けてしまいがちな出費のように感じますが、このように気付かない病を事前に知らせてくれて命を救うことができたというエピソードが多数寄せられていることを考えれば、命には変えられない素晴らしいものだと感じます。
Apple Watchを手首に装着するのが標準だという世界にこれからはなっていくのかもしれません。アップルの株価も今後も成長が期待できそうです。