【考察】日本人は老後資金を心配しなくても良い?

投資の考え方
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お金に関する様々なコラムが掲載されているメディア”LIMO”に、興味深い記事を発見しました。

実は老後資金をそれほど心配しなくていい理由。預貯金志向の日本人 | LIMO | くらしとお金の経済メディア
日銀の資金循環(2020年第2四半期)によれば、個人金融資産(総額1883兆円)に占める現預金の比率は約55%と、ゼロ金利にもかかわらず高い比率を維持しています。株式は約9%、投資信託は4%弱でこの傾向は長年変わりません。金額ベースで見る限り、ほとんどの日本人は投資をしていないということになります。

日銀の資金循環(2020年第2四半期)によれば、個人金融資産(総額1883兆円)に占める現預金の比率は約55%と相変わらず日本人の資産に占める預貯金の割合は過半数を超えている状況です。金額ベースで見る限り、ほとんどの日本人は投資をしていないということになります。

実は多くの日本人が、1980年代後半のバブル相場においても投資をしている人は少なく、日経平均株価の不甲斐なさも相まって、日本人の投資アレルギーはまだまだ続いていると言えるでしょう。

1年半前に突如として公表された『年金2,000万円不足問題』がクローズアップされた際は、それなりの問題意識を持った方も増えたと思います。実際に、20代を始めとした若い世代は投資を始める人が増えたように感じています。フィデリティが毎年行っている「ビジネスパーソン1万人アンケート」によると、30代の男性では、すでに過半数が投資を始めているということです。

【朗報】日本のビジネスパーソンの4割が投資をしていることが判明。30代男性は、投資していない方が少数派へ。
フィデリティが毎年行っている「ビジネスパーソン1万人アンケート」によると、2020年の投資をしている人の比率は40.5%となり、ついに4割を超えたということです。2015年に行われた同アンケートでは、投資家の比率は30.4...

しかし、統計上それが投資行動に結びついた形跡は無いということで、老後資金が不足するなら消費を減らして、現預金を増やす貯蓄行動に結びついたのではないかということです。

米国でも、コロナショック以降は預金残高が激増しており、2020年9月末の米国の預金残高は2019年末の13兆2,200億ドル(約1,362兆円)から15兆6,700億ドル(約1,614兆円)と約250兆円も増えている計算になるようです。

これほど莫大な預貯金を有しているのは、現代の70代以上の高齢者だと言われており、70代以上の平均貯蓄額は1,978万円というデータもあります。

この事実を踏まえて、親から子へ、平均相続金額は2,114万円だそうで、平均的な相続が可能であれば、それだけで老後資金を心配しなくても良いという計算になるということです。言い換えれば、親のお金をあてにしているだけで、老後の蓄えは十分なんじゃないかということですね。

まあ、筆者も3割ほどリスク資産に投資をしているそうで、「もう少し積極的にリスク資産に運用していてもよかったかな」と語っているように、投資が無意味だと言う主張ではないようです。

しかし、実際に親のお金を頼りに、相続ができるだろうと見込める人はどれくらいいるのでしょうか。平均相続額は2,114万円だそうですが、これは母数が”相続をした人”だと言う事です。つまり、一円も相続できなかった人は含まれていないと言う事です。

70歳以上の貯蓄額は平均「1,978万円」、中央値で「1,100万円」と言う反面、70代以上の世帯のおよそ3割が”貯蓄ゼロ”であると言う事実もあります。つまりは、それだけ格差が広まっていると言うことの表れです。

もしかしたら、バブル期に投資をして上手く売り抜けた人々が、今もある程度の資産を保有しているのかもしれません。その事実は分かりませんが、持つ者と持たざる者の格差が広がっているのが現実です。

私自身も、親からの相続は全く期待できないので、20歳から投資を始めて、自分で生きていけるだけの資産を築く道中にあるのです。まだ20代の人々は、親世代もまだまだ現役だったり、相続を真剣に考える世代ではないかもしれません。だからこそ、どうなるか分からない。不確定な要素、『遺産を相続できないリスク』があると言うことです。仮に親世代の人たちが資産を有していても、それを全て消費して天寿を全うされるかもしれません。

将来が遠い未来でありリスクが高いからこそ、現役の若い世代は、投資を通じて資産形成をすることで、リスクを収斂させ、時間をかけてリターンを得る資産形成に力を入れていくのが良いのではないかと私は思います。

親からの遺産を受け取ることで老後は安泰だと言う人は、ほんの一部だと思います。定年を超えても働き続けなければならない人々を見ると、それほど大きな資産を有している老人が、今の日本にどれくらいいるのか判らないと言うのが正直なところです。

大切なのは、家族の中で、現状の金融資産を把握して、将来に向けて何をすべきかと言うのを一人ひとりが考え、適切な行動をとるべきだと言うことではないでしょうか。

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