昨日、私Yukiはなかなか寝付く事ができず、絶好調な米国株市場を眺めていました。すると、驚愕の出来事が起きていたことを発見しました。


なんと、テスラの株価がついに800ドルを超え、フェイスブックを抜き去り、アップル(AAPL)、マイクロソフト(MSFT)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、そしてアルファベット(GOOGL)に次いで、時価総額で米国5位の企業にまで成長していたのです。
米国の時価総額トップ5の企業をまとめて、『GAFAM』と呼ぶことはご存知でしょうが、不動の米国第5位だったフェイスブックの株価は、ついにテスラの後塵を拝することになりました。
これからは『GAFAM』ではなく、『GATAM』の時代が到来すると言えるのかもしれません。
テスラの株価が割高だなんて、今更いうようなことではありません。
『成長株にPERは関係ありません。PSRこそが重要』『PERは戦闘力』
なんて、かなり前から言われ続けていることです。
PERが戦闘力なら、フェイスブックはたった31程度のゴミだという事がわかります。一方のテスラはPER1,600超え。素晴らしいですね。まさに成長株と言えるでしょう。
私も実は、S&P500にテスラが正式に採用されるというニュースが出た時に、投資しようかと迷ったのですが、どこまで上がるか分からなかったので、放置していました。結果的に報道があってからすでに2倍になろうかというほどの成長をしているので、躊躇せずに投資をしていれば勝利する事ができたのかもしれませんね。
アマゾン・ドット・コムもずっと言われて続けてきた事ですが、PERが100倍だの1,000倍だのと言われる水準でも、投資家の期待を超える成長を見せ続けてくれるのであれば、株価は上昇し続けるのだということですね。
イーロン・マスク氏のカリスマ性がなくても、S&P500に採用されるというだけで、機関投資家は投資せざるを得ないわけですから、やはりここは時流に乗って投資した方が良かったのでしょう。これは今後に活かせる反省といえるかもしれません。
まあ、もう過ぎ去ってしまったことはどうでも良いです。テスラの株価がどこまで上がるかはわかりませんが、S&P500に投資をしているだけで、時価総額の大きいテスラ株に間接的に投資していることになりますから、応援しないわけがないです。上がり続けてくれるならそれはそれでありがたいです。
テスラは今月27日に年次の決算発表を予定しております。そこで投資家の期待を超える業績を残す事ができれば、次はいよいよ1,000ドルも見えてくるだろうと思います。
都心ではテスラ車を見かけることも徐々に増えてきましたし、これはテスラの勝利を認めざるを得ないのかもしれませんね。テスラがどこまで上昇するのかは分かりませんが、今のタイミングで投資するのは少し躊躇ってしまいますね。もしも投資するのであれば、また大きな調整が市場全体を襲ったタイミングでも良いのではないかと思います。PERが1,600倍などというテスラ株のボラティリティは、想定以上に凄まじいはずですからね。
このような超成長株で一儲けする事ができる人もいるのでしょうが、私はやっぱりそこまでボラティリティのある銘柄に投資するのはストレスがかかるので止めておきたいと思うタイプです。夜中まで起きて株価を見ている人間が言うことではないかもしれませんが、日々の株価に感情を左右されるのはあまり好きではないですからね。
テスラがフェイスブックに変わって時価総額5位の座を固めるためには、やはりまだまだ実績が伴っていないと言えるのではないでしょうか。テスラ株への投資ブームはそろそろ天井かもしれません。しかし、アマゾンがそろそろ天井だと言われ続けて何年も上昇し続けていたことや、フェイスブックよりはテスラの方が成長可能性は高いだろうことから、今後の株価がどうなるかは分かりません。
ですので、私はよほどのことがない限りは大人しくS&P500への投資を進めていきたいと思います。資産額も4,000万円を超えましたから、そんなに焦って資産を増やす必要もありません。自分の考えに反して投資をしてしまった時、大きな損失を被る可能性が高まると思います。
リスクを取ることと、無謀なこととはまた別物ですから、自分が理解できる範囲の投資で資産の拡大を図っていきたいと、私は改めてそう思いました。