皆様、明けましておめでとうございます。2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は本当に色んなことが起きた1年でした。今年は昨年よりも明るく、素晴らしい1年となることを祈るばかりです。
そんな新年に毎年話題となるのが、”福袋”。1年間の運試しとしても人気ですし、販売価格よりも高額の商品が入っていることが約束されているケースが大半ですので、少しでもオトクに物を買いたいと考える人に人気の商品です。
ゲオホールディングスが2020年1月にアプリ会員6002名から回答を得た「福袋に関するアンケート調査( https://www.geonet.co.jp/news/16857/ )」によると、今までに福袋を買った経験のある人は64.5%。
購入理由として「ワクワク感を楽しみたいから」が1位に挙げられました。一方、福袋に「使わないものや好みでないものが入っていた」と答えた人も88.7%にのぼり、福袋ならではの失敗経験がある人も多いことが分かります。

中身の分からない福袋は、『不要なものが入っている可能性』というギャンブル性が高いだけでなく、そもそもが『売れ残り品』の詰め合わせであることが多いので、あまり積極的に買うべき商品だとは思えません。少し時代遅れの服の詰め合わせなどは、いくら売値よりも安いからと言って、ランダムな福袋を買うのは無駄遣いになる可能性が高いと言えるでしょう。まあ、最近では不要なものをメルカリなどで処分して現金に還元している人も多いでしょうけどね。この季節になるとメルカリに福袋から出てきたであろう不用品で溢れかえります。
しかし、中身が分かっている福袋であれば、モノによっては大変素晴らしいリターンを得ることができる優良な商品となり得ます。
例えば毎年、オトクな福袋として有名なのが、「ミスタードーナツ」「ケンタッキー」といった有名ファストフードチェーンの福袋。これらは福袋を上回る価格の引換券が入っているとあって、お得感たっぷりとなっています。
・ミスタードーナツの福袋(税込1,100~3,300円)
ドーナツ引換カードがたっぷり入ったミスタードーナツの福袋。2021年は人気キャラクター「ポケットモンスター」とコラボしたキャラクタートートバッグやマスキングテープなどが登場しています。ポケモンコラボの福袋は1,100円・2,200円・3,300円の3種、そのほかミスドのオリジナルグッズが入った2,200円のお楽しみ福袋もあります。販売は店頭は12月26日から。
・ケンタッキーの福袋(税込2,500円)
かわいらしいオリジナル2wayミニトートと、2,870円相当の引換券、さらに期間中何度も使える「お年玉クーポンパス」が入ったケンタッキーの「ケンタ福袋」。トートバッグは取り外し可能な保冷機能付き巾着もセットになっており、普段使いにも活躍しそうです。販売は店頭で2021年1月1日~3日まで。
オリジナルグッズはさておき、ミスドやケンタッキーといった福袋には、販売価格以上の引換券が手に入るので、普通によく利用するユーザーであれば確実にお得と言える代物でしょう。
他にもコーヒーショップや、よく使うセルフケアアイテムの福袋など、自分が確実に利用するであろう品物が入っている福袋であれば、買ってみる価値はあるかも知れませんね。
個人的には、洋服や小物などの福袋は無駄遣いしそうですが、このような食品や引換券、生活必需品などの福袋は、ほとんど使い切ることができそうですのでアリかなと感じました。
新年早々、買ってきた福袋にあまり良いものが入ってなかったな・・・と落ち込むのも、なんだかテンションが下がりますし、こういうタイプの福袋を買うことをオススメします。
だからと言って、引換券を持って、普段以上に無駄に注文してしまったら、それはそれで無駄遣いになりますけどね。お得になったからと言って、あまり気を大きくして使うことも控えておいた方が良いでしょう。
これらのことに気をつければ、中身がわかるような福袋は、大変魅力的な商品だと思います。福袋を買うときは、何も考えずにとりあえず手に取ったものを買うという人もいますが、そういう無計画な出費は、資金繰りを悪化させてしまうことでしょう。
福袋をうまく活用して、家計管理の役に立てれば良いかと思います。お正月だからといって、財布の紐を緩めすぎず、2021年も着実に資産形成をしていきましょう。