【感動】結婚70年、亡き夫との約束とは。

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現在、91歳のとあるおばあさんの行動が、大きな反響を呼んでいる。

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兵庫県丹波篠山市の藤木千皓さんは現在、91歳。今年10月に他界した夫・保男さん(享年95歳)との間には、とある約束事があったという。

それは、「結婚70年の節目の年に2人で寄付しよう」というもので、今年がその結婚70年の節目の年だったと言います。

「体はなくなったけれど、夫は私の心の中に生きている。今日は2人で寄付に来ました」

と語る千皓さんは、丹波篠山市に200万円、同市社会福祉協議会の善意銀行に100万円の合計300万円を寄付したということです。

同じ地区で生まれ育ち、70年という人生の大半を共に過ごしてきた2人。千皓さんは、民生・児童委員や市の初代愛育会長を務めるなど、地域福祉やボランティアに長く携わった方だそうですが、彼女を陰で支え続けたのが、夫の保男さんだったと言います。

保男さんは亡くなる直前も、「自分の人生はほんまによかった。ありがとうな」と言葉を遺し、心からの愛情と感謝の念を持って、人生を全うされたのだと思います。

「私たちは地域に大きくしてもらった。その恩返しです」とほほ笑み、「夫は最後に笑顔を残してくれた。人生のあるべき姿をしっかりと子どもたちにも見せてくれました」と目を潤ませる。

彼女は今後も、結婚記念日の11月26日に、『自分たちが生きた証』として、生涯寄付を続けることを宣言されたということです。

おじいちゃん子・おばあちゃん子だった私は、どうもこの手の話に弱く、今も涙を浮かべながら記事を更新しています。特に今年は祖母を亡くしましたので、余計にグッとくるところがあります。

それはともかく、彼らはとても素敵なお金の使い方をされているなと感じ、心から敬意を称したいと思いました。保男さんの思いは、死してなお、千皓さんや、後世に引き継がれていくものだと思われます。

言うまでもなく、お金をいくら貯めるだけ貯めても、あの世にお金を持っていくことはできません。生きているうちに、活きたお金の使い方を考えて行動を起こすことが重要だと言えるでしょう。今回のケースでも、事前に自分たちの思いを伝えておいたがために、結婚70年目の節目の年に寄付をすると言う約束が果たされたことになります。

また、いくつになっても、感謝の気持ちを忘れない。誰かに支えられてることを忘れない。これはとても大切なことです。これを心がけるのは案外難しいもので、歳を取るごとに、『当たり前』だと思いがちで、忘れてしまうものなのです。

しかし、彼らはそれを忘れることなく、70年の思いを寄付という形で実現されたということです。本当に素晴らしいことだと思います。素直に、こうありたいと思えたニュースを見たのは本当に久しぶりだったように感じます。

私の場合は、すでに現在30歳ですから、今すぐ結婚をしても、おそらく70年間も連れ添うことはできないでしょう。ただ、死ぬ間際に、「この人と一緒に居てよかった。自分の人生はほんまによかった」と思えるような生き方をしたいと感じました。

そして、お金の使い方も、彼らを見習って、資産をできるだけ寄付したいと思っています。私が人生を終える時、どれくらいの資産を築き上げることができているか分かりませんが、自分の子供や家族に遺す資産は、必要最低限に限って、残りは寄付するようにしておこうかなと思っています。

まあ、それは家族と要相談となるでしょうし、そもそもまずは結婚するところから始めなければなりません。ただ、彼らのようなお金の使い方は本当に心から憧れるなと考えています。

日々を幸せに暮らすためにはお金は大切ですが、それ以上にやはり、人との繋がり、特に愛する人との信頼のおける繋がりと言ったものが本当に大切なんだなと思いました。

SNSを見ていると、「お金を効率よく増やすにはこの方法がいい!」と主張するインフルエンサーの意見がガンガン流れてきます。正直言って、コロコロ意見を変えるような人の意見を見るのも聞くのも非常にストレスです。

効率よく、お金を加速度的に増やすことができれば、それはそれで素晴らしいことですが、お金を増やすという結果に縛られ過ぎて、目的を見失っているように多います。

貯まったお金、築いた資産をどうやって使っていくかということを考えるのもまた、重要なことだと言えるのではないでしょうか。彼らの生き様を心に刻み込み、同様に資産を増やしていくことを続けたいと思います。

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