【悲報】都内在住・30代男性が黒字家計なのに貯金できない理由とは・・・

マネー論
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近年、離婚率が高まっており、2組に1組のカップルは離婚をすると言われている時代ですが、やはりできる限り離婚は避けたいところです。夫婦生活を円満に続けるためには、やはり金銭感覚を共有し、お金の苦労を取り除くことが一番大切だと思います。離婚やケンカの原因で最たるものはやはり金銭的なトラブルだと言われていますからね。

都内在住の会社員、Aさん(37)は、妻と一人の子供との3人家族で、幸せな家庭を築いているようですが、現在その幸せな家庭が転落危機にあると言います。

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世帯の手取り月収は47万円超だが、毎月4万円以上の大赤字。このままでは教育費も老後資金も貯まらない。ザル家計の原因をファイナンシャルプランナーの横山光昭さんが探ると、家計簿の付け方だけでなく、妻の消費行

Aさんには、アパレル系の会社に勤める妻(36)と来春から小学生になる一人娘(6)がいます。家計管理は基本、夫婦で出し合う形。Aさんが主に生活費を、妻が貯蓄を担当することになっているということです。

しかし3年前にマイホームを購入した後、毎月11.9万円のローン返済があるため、Aさんの収入では生活費や臨時支出をまかないきれなくなり、妻の収入からも生活費を一部捻出している関係で、貯金が全く増えていないということだ。貯金が増えなくなった頃からiDeCo(個人型確定拠出年金)を始めたということですが、掛け金はボーナスから捻出しているということで、これからも継続できるかどうか雲行きは怪しい。

しかし、支出管理をしている家計簿アプリを見ると、毎月の収支は黒字となっており、一見問題無いように見えたということだ。

じゃあ、2人のこづかいが多すぎるのではないかと確認したところ、2人合わせて月5万円(夫3万円、妻2万円)と低く抑えていました。

何の問題も無いように見える彼らの家計ですが、大きな落とし穴が隠れていたということです。その一つが、家計簿アプリに、現金で支払った支出を登録し忘れていたという点です。

最近では、クレジットカード決済や、キャッシュレス決済、銀行からの自動引き落としは自動で連携されるという家計簿アプリが多いため、簡単に支出を追うことができるので忘れてしまう人もいるようですが、自動連携が便利すぎて、現金による支出を記帳し忘れてしまうというケースがたまにあるようです。

現金で支払った場合、支払い結果を追うことができませんので、支払い時に受け取ったレシートなどがなければ記録し忘れるということはありがちですので、家計簿アプリを付けるためには、気を付けたい点だと思います。また、彼らの場合、その現金支出による記帳漏れが大きな支出を見逃してしまっているというパターンだったようです。

アパレル系の販売をしている方は流行りの服を自己負担で購入し(一部社内割引あり)、それを着て店頭に立つことが少なくないそうで、妻はこのコロナ禍にあって洋服代(被服費)が月6.3万円とかなりの負担をしていたようです。また、身だしなみを整えるための美容費は月2万4000円でした。

これらはアパレル系の販売員にとっては必要経費と言えるのかもしれませんが、これらの支出を含めれば、Aさん宅の家計簿は、夫婦の手取り収入の合計、47.6万円に対して、1カ月の総支出は52.1万円で月4.5万円の赤字となっていたことが判明しました。

家計簿という形で毎月の収支だけを見ているから単純な記帳漏れに気付くことができなかったのであり、現金などの資産残高も把握しておけば、何かしらの不明な支出があったことはすぐに把握できたはずです。それにしても、黒字家計が一気に赤字に転落するほどの豪快な記帳漏れは私もあまり目にしたことがありません。

その他にも、食費が夫婦と小学生の娘1人で月11.9万円とかなり高いところや、通信費が2万円超えとなっているところなど、見直せばもっと削ることができそうな家系ではあるものの、まだ実行できていないということです。

夫婦2人で手取り収入が47万円ということは、おそらく世帯年収は1,000万円に満たないだろうと思います。都内で暮らしていくためには、あまり贅沢な生活はできないことは明白です。ですが、これぐらいの世帯収入の人々の方が、身の丈に合わない生活をしているというのは結構あるある何ですよね。残念ながら、都内で働いているご夫婦としては、平均に満たない収入だと言わざるを得ません。

それでも平均以上の食生活と被服費を両立しようとしているのですから、赤字になるのは当たり前です。被服費はアパレル系で働く方にとっては必要経費ですから、やはりそれ以外の食費や通信費など、削れるところを削って黒地に持っていくより他ないのではないかと思います。

黒字なのに何故かお金が減っていくなんて不思議なことはあり得ません。お金が減っていくということは赤字だということですから、自分たちでも把握していない出費があるということに他ならないのです。こういうケースがあるから、現金支出というのは可能な限り多用すべきではないと思います。

家計簿をつけるなら、はっきりと収入と支出を把握し、実績をもとに一定の頻度で見直す必要があると思います。家計簿は付けて終わりというものではありません。収支を把握するだけなら、毎月お財布と銀行口座の残高を見れば良いのです。

まずは、自分たちが何にお金を使っているのか。改めて確認してみることをオススメしたいと思います。

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