【悲報】アフィリエイトで人気のサクソバンク証券、やっぱりオススメしづらい模様・・・

投資実務
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近年、SBI証券や楽天証券、マネックス証券と言った三大ネット証券会社に次ぐ勢力として、日本の証券会社もネット証券に対応している企業が少しずつ増えてきております。

そんな中で最近勢いがある外国勢の証券会社がサクソバンク証券です。日本の証券会社では取り扱っていないような銘柄も取引可能となっており、個別株ではネスレ(NESN)などを日本人投資家が買付するためには、サクソバンク証券の口座開設が必要となっています。

私自身、米国株を主力として投資を続けており、特に米国の大型株を中心に取引をしていますが、前述のネスレのように、米国外にも魅力的で、規模の割に継続して力強く成長をしている企業があることは理解しています。正直、こうした株を個別で欲しいと思い、サクソバンク証券への口座開設を考えたこともありました。

しかし、今回、twitterで上げられている情報によると、サクソバンク証券は、2019年度の配当金にかかる源泉徴収を忘れていたという理由で、今回、突然に過去の源泉徴収分を徴収するという措置を取りました。

実際に、徴収を忘れていたのであれば、徴収すべきことは理解できますが、サクソバンク証券の不手際で、過去に確定申告済の税金まで再計算されて徴収されるというのは、なんだかモヤっとしますよね。

サクソバンク証券は圧倒的な取引銘柄数を誇りながら、日本国内ではあまり口座数が増えないのは、やはり使いづらくて、サービスも二流だという点が大きく関与していると思います。というか、むしろそれ以外のデメリットもあまりありませんので、使いづらいサクソバンクよりも、みんながオススメする他のネット証券が良いという判断になるのでしょう。

サクソバンク証券では、一般口座という形で、源泉徴収なしで、自分で確定申告をすることが必須など、自ら色々と調べながら確定申告することができる中級者以上の投資家にとっては、良い証券会社なのかもしれません。

ただ、本当に自己完結できる人でない限り、サクソバンク証券をあえて利用するというメリットは受けづらいのかもしれません。ちなみにまとめておくと、配当金にかかる源泉徴収は、一般口座であっても、特定口座(源泉あり)と同様に、源泉徴収を引かれた金額が入金されることになります。

しかし、それでも投資初心者にさえもサクソバンク証券をオススメする記事を目にすることが多いです。なぜなら、サクソバンク証券の新規口座開設によって、多額のアフィリエイト収入を得ることができるからです。インフルエンサーの人々は、投資初心者がどうなろうがそれほど気にはしていないのかもしれません。アフィリエイトでサクソバンク証券に口座開設をしてもらって、得た収入をさらに投資に回していくというのがインフルエンサーたちの望みです。実に、資本主義的な合理的な行動原則ですね。

また、取引銘柄が多いというのは、投資初心者にとって、メリットになる場合もあれば、逆にデメリットにもなり得ることだと思います。誰もが知ってるような有名な企業に投資をするだけでもそれなりにリターンを得ることができるというのが私の米国株投資の根本にある考え方なのですが、サクソバンク証券ではそれらの銘柄だけでなく、日本人のほとんどが知らないような、何をしているのか分からない銘柄も存在してるわけです。

それらの個別株に投資をして、初心者が継続的にリターンを得るというのは非常に困難なことだろうと推測されます。つまり、サクソバンク証券は、少なくとも自分一人で投資に関する行動を完結することができる、中級者以上の投資家の方々でないと使いこなすのは困難だろうと思うわけです。

まあ、アフィリエイト広告を踏んだところで、インフルエンサーが儲かるというだけで、あなた自身には実害はないのかもしれませんが、こうした形で実害を被る可能性もありますから、まず初めには、日本で誰もが利用していそうなSBI、楽天、マネックスから選択すれば良いのではないでしょうか。

アフィリエイトを否定するわけではありませんが、サクソバンク証券が使いづらくて、初心者向きではないことは事実としてよく覚えておいた方が良さそうです。

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