【朗報】ソフトバンクも『ahamo』に追随して2,980円の新プランを検討か。

家計見直し
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ソフトバンクがNTTドコモの新プラン「ahamo(アハモ)」に対抗するため、データ通信量20ギガバイトで月額2,980円とする携帯電話の新料金プランを導入することで最終調整していることが分かった。来年3月にも開始する見通しだ。

ソフトバンクが2980円の新プラン検討、「アハモ」に対抗=関係筋
ソフトバンクが、データ通信量20ギガバイトで月額2980円とする携帯電話の新料金プランを導入することで最終調整していることが分かった。来年3月にも開始する。関係筋が21日に明らかにした。

ソフトバンクは傘下の「LINEモバイル」を吸収合併した上で、ソフトバンクとして新プランを提供する案を軸に調整する方向だということです。

ロイター通信の報道によると、ソフトバンクの広報部が正式に発表した内容ではないのでわかりませんが、おそらくLINEモバイルでahamoに対抗する料金プランが提示されることになるのだろうと思います。

ソフトバンク本体ではなく、LINEモバイルで提供されるかもしれないということは既存ユーザーにとっては、少し残念かもしれませんが、そもそもソフトバンクには、通信速度や通信範囲の狭さ、繋がりづらさなどで問題があるため、個人的には正直なところ全く期待していません。それよりも、ソフトバンクもドコモに追随したという点にこそ意味があるのです。

ahamoの発表自体が意図していなかった突然の発表だったとは言え、KDDIはahamo発表の数日後に、とんでもなく分かりづらくて割引を受けることができる条件が厳しく、そして最大限割引を受けてもまだ、ahamoよりも割高だというクソみたいなプランを発表してしまいました。

しかも、その前にahamoに対抗するプランを発表するというフリまであったので、ユーザーの期待は見事に裏切られる結果となりました。その反響は大きく、発表直後にはtwitterで『♯さよならau』がトレンド入りするほどの炎上ぶりを見せました。

流石にこれには火消しが必要と考えたのか、その後、KDDIも1月にはNTTドコモに追随するプランを提供すると宣言していました。

【朗報?】KDDI社長「ちょっと待って!まだ解約しないで!1月にはahamoに対抗するプラン出すから!!!」
KDDIの髙橋誠代表取締役社長は15日、JR東日本との協業を発表した席上で携帯電話の料金プランについて問われ「1月には発表したい」と答えました。「(KDDIは)民間企業なので、競争がお客さまへの良いサービスをお届けすること...

そんな状況下で、ライバルであるソフトバンクがahamoと同じようなプランの可能性を提示してきたのですから、KDDIとしても、次こそはハッキリと、分かりやすくて割安なプランを提示しないと、本当に『♯さよならau』が加速する可能性を否定できません。

まだ詳細は明らかになっていませんが、どうせならソフトバンクには、ahamo以上にメリットがあるプランを提示してもらいたいものです。そうでなければ、設備が整っており、通信環境が優秀なドコモには、とてもじゃないが敵わないと思います。

事実、現状のLINEモバイルユーザーからは、「今はLINEモバイルでドコモ回線使っているけど、強制的にソフトバンク回線に変わるなら安心してahamoに乗り換えできる」という声が圧倒的です。

ソフトバンクは、都心ですら、たまになぜかソフトバンク系だけ電波が悪くなる箇所があるというぐらい、電波が弱いです。今はどうなっているかわかりませんが、地方だとさらに繋がりづらさに拍車がかかります。

つまり、ソフトバンクもただドコモを模写したプランを提供しているだけでは、ユーザー離れは逃れられないだろうことから、後出しジャンケンなら後出しジャンケンなりの、強みを見せて欲しいものです。

このようなライバル関係にある3社による、価格競争を見ていると、私は昨年の夏に起こった、SBI、楽天、マネックス証券による米国株の手数料の引き下げ合戦を思い出します。

【朗報】SBI証券、米国株取引の最低手数料撤廃へ、3大ネット証券の手数料戦争終了か
マネックス証券、楽天証券による米国株式の最低取引手数料の引き下げ競争。ここにSBI証券も参戦し、「無料化」を発表した。 SBI証券は7月9日、米国株式の最低取引手数料を従来の5米ドルから無料にすると発表した。対象となるのは、7月22日現地...

まず初めにマネックス証券が、ついでその翌日には楽天証券が、米国株の最低手数料を0.01ドルに引き下げると発表し、遅れてSBI証券が参戦しましたが、価格競争の結果、3社ともに、米国株の最低手数料が撤廃されるということになりました。

おかげさまで、それまでは最低手数料を考慮して、個別株投資をしていたのですが、それ以降は全く気にすることなく、どんな米国企業の株も1株から買うことができるようになりました。

手数料率は引き下げとはなりませんでしたが、そこはまあ、これから下がっていくのかもしれません。

このように価格競争によって、よりユーザーにとっては嬉しいところに収まったのは、3社共に企業努力によるところだと思います。どうせ後出しするのであれば、このように『競争』して欲しいものです。先に出したところに合わせますでは、何の工夫もないし、それなら機能が優れているところに決めようかと、価格以外の優劣でユーザーは意思決定をしてしまうだろうと思います。

まあそれでも、ソフトバンクもかなりの決断だったんだろうと思います。今はもう半分国営企業であるNTTドコモに本気を出されては、民間企業は追随するので精一杯というのが本音かもしれません。特に通信業は、莫大な設備投資を必要とするインフラに近い事業ですから、あまりに利益率を下げてしまうと、ソフトバンクは新たな設備投資に割くリソースを失ってしまいます。ただでさえ、通信網に弱みを持つソフトバンクがそれは手痛いですよね。

でも、このまま指を咥えて見ているわけにはいきません。追随しなければユーザーを失うと判断したのでしょう、傘下のLINEモバイルでの割引を検討するという形で収まりそうです。

こうなってくると、KDDIもUQモバイルでの割引を提示してくるのかな。すでに今、UQモバイルのユーザーですから、簡単な手続きで割安プランを利用できるならそれはそれでアリだと思いますが、もし、微妙なプランを提示してきたら、ahamoへの乗り換えは検討の余地がありそうです。

どう足掻こうと、携帯料金の引き下げは国策ですから、通信費の割引は避けられないことになりそうですね。KDDI、ソフトバンクにとっては、これからしばらくの間、冬の時代が続きそうな気がします。

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