現在小学2年生となった、私の甥っ子ですが、彼が小学生になった頃から、実家に帰るたびに地味に金融教育を施しています。
姉は投資に対して拒否反応があるので、ジュニアNISAなどは活用できていませんが、代わりに彼自身がお金の大切さを理解してくれれば良いなと考えています。
日々のお小遣いの一部とお年玉を取っておくように教えましたので、彼は小学2年生にして、すでに10万円以上の貯金が貯まったそうです。素晴らしいことです。
そんな彼はあまり物欲がないみたいで、食も細いのでお菓子を買ったりすることも少ないようで、無駄遣いをすることも少ないみたいです。ある意味、『最近の子』と言う感じなので、お金が貯まりやすいのでしょう。やはり最近の若者は、投資向きの人が多いみたいですね。
そんな彼でもたまには欲しいものがあるみたいで、この季節になると毎年『サンタさんへのお願い』をしています。昨年は『ニンテンドーswitch』とゲームソフトをお願いしてましたね。今でも楽しんでいるみたいです。
そんな甥っ子の今年の『サンタさんへのお願い』は、先日発売したばかりの『桃太郎電鉄』の最新シリーズのようです。
私も彼女とプレイするために買ったのですが、コンピューターにボコボコにやられてしまうという悲惨な結果に終わりました。

あれからも何度かプレイして、やっと最強のCPUと戦えるレベルになりました。
それはさておき、甥っ子が桃鉄に興味を示したのは嬉しい限りですね。姉も、「ゲームをしながら地理の勉強ができるのは良い」と言っているので、今回のサンタさんからのプレゼントは桃鉄になりそうだと言うことです。
私の姉は地理のお勉強のつもりらしいですが、桃鉄の魅力は、やっぱり資本主義を学ぶのに素晴らしい教材であるということです。
桃鉄は、日本地図の上をすごろくのような形で進めていくボードゲームですが、日本全国にある駅のマスに止まることで、その土地の名産品を扱った物件を買っていくことができるという魅力があります。
この物件を買い進めていくことがこのゲームで勝利に近づくための必須条件で、毎年決算月の3月が終わるとその都度、物件ごとに決められた収益が発生するようになっています。
その他にも、手持ちのお金をプラス、マイナスしたり、ゲームの戦略性を高めるカードが手に入ったりと、非常にゲーム性も高いながら、不動産投資を通じて資産家になっていくという資本主義の原則が詰まったような素晴らしいゲームだと思います。
甥っ子には、ボードゲームの『人生ゲーム』でも人生の厳しさを教えたことがありました。

リバーシや将棋、チェスなんかもやろうと言うので、全力で手を抜かずに甥っ子と遊び続けた結果、大人げなく私が勝ち続けております。
それでも甥っ子は「これやったら、Yukiも一緒に遊んでくれるかな?」と言って桃鉄が欲しいと言っているみたいです。かわいいやつです。負けても負けても挫けずに勝負を挑んでくるあたり、素晴らしい根性だと思います。
資本主義の世界では、大人も子供も関係ありません。投資の世界ではお金に色はなく、学歴も不問です。小学生が相手でも、手を抜くなんて言語道断。私も幼い頃、経営者だった祖父や叔父とゲームして遊んだときは、全力で負かされていました。だからこそ、負けじと頑張ることを学べたのかなと思っています。
私の甥っ子が、私に勝負を挑み続ける限り、全力でプレイしようと思っています。子供の間に資本主義の厳しさを学び、将来有望な投資家に育って欲しいなと個人的には考えています。読書好きな甥っ子には、もう少し大きくなったら、投資本でも読ませてみようかなと考えております。彼らが大人になった頃、どんな風に成長しているか、大変興味深いです。
姉はもちろんそんな金融教育をしないだろうと思いますので、叔父さんが横槍を入れて金融教育と資本主義の厳しさを刷り込み続けようと密かに企んでおります。