昨日発表された11月の米雇用統計が市場予想を下回り、米国株市場も失意のどん底に落ちるか・・・と、思いきや、週末の米国株市場はお祭り騒ぎでNYダウは再び3万ドルを回復してさらに上昇。30,218ドル26セントで取引を終えました。

さらに、S&P500指数、ナスダック総合指数と米国株式市場の主要な3つの指数が揃い踏みで史上最高値を更新するなど、絶好調な相場環境でした。


雇用状況は決して芳しくなく、米国経済が回復するにはまだ時間がかかりそうな状況が相変わらず続いておりますが、追加経済対策が成立するとの期待が高まり、建機のキャタピラー(CAT)や石油のシェブロン(CVX)など景気敏感株中心に幅広い銘柄に買いが入ったことで株価が上昇したようです。
しかし同時にナスダックも最高値を更新していることから、小型のハイテク企業たちもたくさん買われているようです。
バフェット氏もIPOに投資をしたことで一躍有名になったスノーフレーク(SNOW)は今月2日に発表した決算で、売上高が2倍以上に増加したものの、赤字額も倍増し、株価が調整していましたが、過去2営業日で株価が33%も上昇。最高値を更新し、時価総額は1,098億ドルとなり、かつての巨大企業、ゼネラル・エレクトリック(GE)の時価総額を超えるまでに急成長しました。

実体経済が伴っていない中での株高は非常に怖いところではありますが、とりあえず年が明けるまでは株価のは上昇基調になるだろうと思っていたので、ある意味では想定内です。ただ、雇用統計が悪いのにここまで株価が上がるというのは想定しておりませんでした。
株式市場の動きを合理的に説明するのは困難ですね。株式市場というのは基本的に合理的ではないと思っているので、それもまた仕方ないことなのかもしれません。
さて、そんな中で私Yukiはいつも通り、あまりお祭り騒ぎに乗っかるわけでもなく、今まで続けている投資をそのまま継続しているだけですが、それでも寝ているだけでお金が増える市場が続いております。

先日、NYダウが初めて総資産額が4,000万円を超えました。

その後、一時期4,000万円を下回ることがありましたが、再び4,000万円台に乗り、過去最高額を更新しています。
このまま年末にかけて株価が上昇してくれれば、月末時点で4,000万円超の資産報告をすることができそうです。
とは言え、これからも株価が一辺倒に右肩上がりに伸びるかどうかはわかりません。正直、いつ調整がきてもおかしくはないほど、株価と実体との差が広まっているように感じています。
私は毎年のように、お祭り騒ぎの中で株で儲けて大騒ぎしている人が消えていくのを目の当たりにしてきました。だからこそ、お祭り騒ぎの中でも慌てず騒がず、これからもコツコツと投資をしていきたいと思います。私はそれほど急がなくとも、既に目標を超える運用実績を上げることができています。
これから株価が下落すれば、再び4,000万円を下回ることもあるでしょうが、あまり気を負わずに自分のペースで投資を続けていきたいと思います。