お金とライフスタイルについてのコラムが多数載せられている『TRILL(トリル)』にて、ボーナス投資について書かれたコラムを発見しました。

コロナ禍に見舞われた2020年、冬のボーナスは、大きく減少することが予想されています。もしかしたら今回のボーナスはゼロという人も少なくないかもしれません。それでももしボーナスを少しでも貰えるなら、こんなときだからこそ、一時的な収入を投資に回すことをお勧めします。
しかし、現在株価は好調、あらゆるアセットが乱高下しながら上昇トレンドを描いており、どこで投資をするべきか?と悩む人もいるかもしれません。そんな人にこそ、気をつけるべき3点をお伝えしたいと思います。
まず初めに、『じっくりと小分けにして投資する』ということが大切です。ボーナスでまとまった金額が入ると気持ちが大きくなり、一気にお金を使ってしまいがちだという人が多いかもしれませんが、私も当ブログで何度も主張しているように、時間をかけて、時間をかけてコツコツ投資をするというのが大切です。
今のように株価も最高値を更新している時に、まとめて余剰資金を投じてしまうと、一時的な調整で含み損を抱えてしまう可能性が高いです。先日、NYダウが3万ドルを超えました。そしてこれからもNYダウは右肩上がりに伸び続けることになるだろうと推測されます。しかし、投資を始めるに当たって、高値の時にいきなり全力投資をしてしまうと、ちょっとした調整でも慌ててしまうかもしれません。
今年の1月頃までは、少しでも早い段階で全力投資をするのが正義のように主張している人たちもいましたが、全力投資をしていた人たちは、その後2月、3月の下落のチャンスで買い増しすることができず、含み益が消えていくのをただ眺めるだけしかありませんでした。投資をするのであれば、じっくりと小分けにしてコツコツ投資をしていくことがリスク・リターンのバランスが良く、賢明な投資方法だと思います。
二番目に、『注目されていない優良資産に投資する』ということです。これもコロナショックの下落時に株価が下落している時に買い増しすることができた人は、その後の上昇で株価が回復している中で資産を拡大することができました。
株価が暴落している時というのは、注目されていた銘柄から資金が逃げ出し、誰も近寄らなくなったタイミングだということです。そのタイミングに投資することが本来なら大切なことだと思います。逆に注目されていて高止まりしている投資商品ではなかなか利益を得るのは難しいだろうと思います。
本当に、クズだから注目されていないという銘柄もたくさんありますから、どれが回復するのか分からないという点もありますが、本当にヤバイ株と本当の優良株が暴落しているものと言うのは見分けることができると思います。誰もが知っている大型株であれば、問題なく回復するだろうと信じて暴落時に株を買い増しすることが重要だと私は思います。
最後に気をつけるべきは、『長いゴールを想定して投資する』と言うことです。ボーナスを投資したからと言って、すぐに結果が出るとは限りません。本来ボーナスというのは、貰えるかどうかわからない、余剰資金ですから、元々はなかったというぐらいの気持ちで長期スパンの投資をすることが重要だと思います。
株価が暴落している時に投資をすべきと言っても、どこまで下がり続けるかもわかりませんし、徐々に投資しながら10年後、20年後に株価がプラスになっていればOKくらいのスタンスで投資を続けるのが良いかと思います。
すでにボーナスを受け取った人もいらっしゃるかと思いますが、こんな先行き不透明な時だからこそ、ボーナスの全てを使い切るのではなく、投資に回すのがベストではないかと思います。今回紹介した3つの注意点を頭に入れて、投資に力を入れていくことをオススメいたします。